医学概論を語る歴史的流れ
文化人類学の観点から考える 池田光穂(大 阪大学CSCD)
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医学概論を語る歴史的流れについて考えます。
中川米造先生の5つの医学概論(医学論)論というものがあります。時系列にそって次のようなテーマが続きます。医政論→医道論→生物哲学→医哲学→社会医学 1.医政論 2.医道論 3.生物哲学 4.医哲学 5.社会医学 医学を語る主体=担い手=形式の三項目に着目する分類を中川は試みます。 医学を語る主体が、医学界の権威から研究者や学生へ、そして市民へと重層的に拡大する (社会進化の痕跡を残しながら議論の多様性の拡大 とみる立場)です 【問題提起】をしましょう。 今、医学・医療を語る主体は誰であり、どこにいるのだろうか? ・ |
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第186回 日本保健医療社会学会 定例研究会
9. 医学概論を語る歴史的流れ
中川米造の5つの医学概論(医学論)・論
医政論→医道論→生物哲学→医哲学→社会医学
医学を語る主体ー担い手ー形式による分類
医学を語る主体が、医学界の権威から研究者や学生へ、そして市民へと重層的に拡大する(社会進化の痕跡を残しながら議論の多様性の拡大 とみる立場)
【問題提起】今、医学・医療を語る主体は誰であり、どこにいるのだろうか?
■クレジット:池田光穂「医療と人権:文化人類学の観点から考える」医学概論を語る歴史的流れ
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