真理・真実の隠喩
a metaphor of the TRUTH
Time Saving Truth from Falsehood and Envy, François Lemoyne, 1737
フランソワ・ルムワン(François Lemoyne, 1688-1737)の絵画は、この作者が自殺する直前に完成したものだが、その標題は「『時間』が『真理・真実』を『誤謬』と『嫉妬』から救済する」というも のだが、確かに誤謬や嫉妬は、時間的には持続できない儚いものだが、真理・真実は時間を超えて存在するという観念(=イデオロギー)が見事に表現されている。美 しく豊かな女神として表現された「真理・真実」がなぜ天上を見ているのかも、興味ふかいところである。
天上をみるのは、神をみているのだろうか? レッシ
ングはいう、Jeder sage, was ihm Wahrheit dünkt, und die Wahrheit selbst sei
Gott empfohlen! - Lessing(各人が自分が真理・真実と思うことを語ろう、そして真理・真実そ れ自体は神に委ねよう!(レッシング))
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文献
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