このページは、池田光穂『実践の医療人類学—中央アメリカ・ヘルスケアシステムにおける医療の地政学的展 開—』世界思想社、2001年(ISBN4-7907-0874-8)本体定価5,800円の著者が、出版社の協力のもとに、この著書を有効に活用するた めの256[最終予定]のヒントを提供するものです。
49項目 〜 64項目
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49. ウェブキャットで調べると、全国106冊の図書館・図書室に『実践の医療人類学』があります。
国立情報学研究所のウェブキャット検索で本書が、とうとう100冊の大台に乗りました(2004.01.06の時点で105冊した。追 加情報として約3週間後の2004.01.30ではプラスワンの106冊でおます!)。本企画ページの41項目に2003年7月24日付けの収書冊数が書 いてありますが、その時点(→ここでリンク)では96冊ですから、単純に考えるとだいた い月間に1冊強の増加率です(この際、逓減は考えません。ふふふ)。今年の末には、120冊を目標に、全国の図書館に宣伝を計画します(2005年2月1日現在で121の大学図書館に収書されています!)。
全国の学生・院生の皆さん! 『実践の医療人類学』が高いと思われる方は、図書館で借りましょう。ない場合はカウンターで「池田光穂 『実践の医療人類学』世界思想社,2001年を買ってください(関西地区の人は「こうていただけまへんか?」」と申し出てください。
全国の大学図書館の司書・収書担当者の皆様! 養老の滝先生の『バカの壁』には、遠く及びませんが、気合いと根性(もちろん知的水準は 当然のことながら)では、その100万倍の本書を今後ともよろしく!
今年度(2012)年度内でサービ
スを終える、ウェブキャット検索で、2012年10月15日現在、所蔵している大学図書館は168館になりました!
50. 《帝国と医療》のページを、サイト内リンクとアウトソース リンクに区分しました!
51. 《医療人類学入門》のページを更新中!
本書の冒頭の医療人類学の概説のルーツになったページは、《医療人類学入門》のページです。現在そのページを改良中です。改良の骨子 は、それぞれの項目が更新しやすいように、ページを分割し、用語の更新やサイト内リンクを貼り付けています。
52. 《医学生のための医療人類学》更新中!
医学生は、2004年度からはじまる臨床研修の義務化(必修化という用語もありますが、必修は通例では授業用語なので、医師国家試験合 格後の身分は「医師」であると理解すると義務化のほうがより実態を表現します)など、どんどんその社会的位置づけが変わりつつあります。
『実践の医療人類学』は、本来、文化人類学や応用人類学を専攻する学生・研究者に読んでもらうために執筆しましたが、もちろん「こころ ある」医学生にも読んでもらいたいのです。
この3年間、高知大学医学部(前・高知医科大学)の学生に文化人類学の入門の授業(集中)をおこなっていますが、私のもっぱらの関心 は、だらけ切っている医学生の教養教育の受講態度を、本来の講義の中身の活性化を通して、変えたいということです。他に、山口大学医学部でも、スポットで 授業をやっていましたが、これはスポットの授業の悲しさで、いつも例年、希望をもって臨み、失望と落胆をもって熊本に帰るのです——理由は授業時間が少な い!!からです。
というわけで、《医学生のための医療人類学》はこれからも前進を続けま す!!
53. 文化人類学の日本での歴史を学ぼう!
54. 《医療人類学講義》に《医療人類学における実践的課題》をアップ!
好評をいただいている医療人類学教育ポータルページ《医療人類学講義》に、おまちかね《医療人類学における実践的課題》をアップしまし た。
このページの目的は、拙著『医療と神々』(平凡社)における医療人類学入門に関する記述の内容を、刊行15周年を記念して、より内容を アップするものです。
もちろん、『医療と神々』それじたいは、入門書としてはスタンダードな知識を満載していますので、関心のおありの方は是非購入をご検討 ください。
買うと、著者への質問メールがやりやすくなります!(=そのココロ:著者に負い目を負わせるという、マルセル・モースの『贈与論』的発 想からですよ〜)
55. 文化人類学で卒論・修論を書く人に朗報です!
ますます充実する《書き方作法マニュアル》の《学術論文執筆要項》が充実しました。
充実する理由は、例年卒業論文を書く人たちが、どんどんインターネットに依存し、また指導する教師のほうも添付ファイルやメールで細か い指導ができるようになったからです。
もちろん、そのためには正確な情報管理、的確な表現、そして執筆者の仁義というか適切なモラルの遵守行為が必要になります。
以下にリンクするページはその有用なインターネット資源になるでしょう!!
56. リベラルな国際保健学の著作における本書の評価を発見!
大阪大学大学院人間科学研究科ボランティア人間学講座の中村安秀先生(この方は天高[てんこう]出身やで〜、すいませんこてこて浪速 ジャーゴンで)編著『国際保健医療のお仕事』南山堂、2003年の「A.国際保健医療の日本語ブックガイド」の中で本書が紹介されております。感動のあま り(?)引用させていただきます(当該箇所はp.232)。まったくその通りでございますねぇ。
「著者は、医療人類学者、青年海外協力隊員として、人類学と国際保健の接点を 中央アメリカから照射しつづけてきた、フィールドの実践と理論の融合をめざす力作」(中村編 2003:232)。
57. ホンジュラスの路傍の薬草売り(ca.1984)の写真を発見!
画像をクリックすると4倍大になります
58. 実践の人類学と言えば、田邊繁治先生ですね。2004年度の授業では田邊先生の『生き方の人類学』を教科書に採用し、文化人類学の 授業を講じました。
59. なお『生き方の人類学』では、授業の理解のためのノートを公開しました。
60. 2005年初頭にホームページのアクセス数が累計で8万アクセスを越えましたのでアクセスカウンターをすべて取り去りました。この 措置は、2005年4月に大学のサーバーのアクセスカウンターサービスを廃止する措置にも対応しています。
61. 2005年の日本文化人類学会では、桜美林大学の奥野克巳さんたちと分科会のパネルに参加します。
日本文化人類学会第39回研究大会(北海道大学)
2005年5月25日(土)〜26日(日)
62. 私は2005年4月より大阪大学コミュニケーションデザインセンター(CSCD」)に移籍します。ただし、熊本大学にも1年間籍が あり「無給の教員」として、授業を担当し続けます。学生・院生のみなさん、どうかご安心ください。
大阪大学(日本語サイト)「大学最新トピッ クス」にCSCDの紹介があります
63. 上記大学への移籍に伴い、私の機関所属先も大阪大学になります。
池田光穂「医療は先住民に役立つのか?:植民地における健康状態・再考」 の所属先をごらんください。これは上掲の分科会(=シンポジウム)用の予稿集原稿です。
64. 放送大学の面接授業において「21世紀の心と身体」というテーマで医療人類学の授業をおこないました。放送大学の面接授業は、過去 に3回おこなってきましたが、これからは当面お休みとします。
21世紀の心と身体(池田光穂担当授業:放送大学面接授業)
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