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感染し爆発する〈意味〉
感染症の文化的取り扱い方について
Mitsubishi Chim (let-kumamoto / local site)
[1]タイトル:感染し爆発する〈意味〉:感染症の文化的取り扱い方について
[2]名前:池田光穂(いけだみつほ)
[3]掲載誌:『科学』2004年8月号:特集「感染症と現代社会」
[4]所属専門:池田光穂、(文化人類学・医療人類学)、http://www.let.kumamoto-u.ac.jp/cs/cu/ikeda-j.htm
[5]アブストラクト:
我々は隠喩という想像力を抜きにしては生きてはいけない。つまり感染症にまつわる様々な社会的現象においても隠喩の力が作用している。隠喩の呪縛から解放されるためには、(1)隠喩から自由になる、(2)自らも隠喩を駆使しながらも隠喩の作用につねに自覚的になる、という2つの処方箋が考えられる。筆者の立場は、隠喩から自由になれるという幻想をもつことを放棄しながらも、希望を捨てずに後者の立場をとるものである。感染症の爆発は社会的意味の爆発にほかならない。したがって感染症を征圧管理する制御システムは、意味を制御する社会システムの発達を不可欠とする。
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