機械の「心」と対話は可能か？：Is anybody able to dialogue with artificial "mind"?:

機械の「心」との対話は可能か？

Is anybody able to dialogue with artificial "mind"?

池田光穂・徐淑子・山崎スコウ竜二・井上大介

レイ・カーツワイルの"The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology,"(2005)が公刊されて今年2021年で15周年を迎えた。公刊当時、毀誉褒貶をもって迎えられた同書もその楽観的予測通りにはいかず歴史的使命を終えたかのように思われる。その一方で私たちの日常生活にインターネット端末は溢れ「それなしに(sine ea et illis)」現代人の生活は考えられず、人工知能は地球上で生活する人たちに不可欠な技術になった。この発表は科学技術と人間の日常生活の関係を「対話」のメタファーを通して、「違うかたちのSingularity はもうとっくに到来している」さまを大学における教育を通して考える。

キーワード：シンギュラリティ、人工知能、レイ・カーツワイル、科学技術と日常生活、インターネット

This year, 2021, marks the 15th anniversary of the publication of Ray Kurzweil's "The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology," (2005). At the time of its publication, the book was greeted with praise and criticism, but it has not lived up to its optimistic predictions and seems to have completed its historical mission. On the other hand, our daily lives are filled with Internet terminals, and we cannot imagine modern life "sine ea et illis" without it and them, and artificial intelligence has become an indispensable technology for people living on the earth. This presentation will discuss the relationship between science and technology and human daily life through the metaphor of "dialogue" and how "Singularity is already here" through university education. helped by www.DeepL.com/Translator (free version).

Keywords: Singularity, Artificial Intelligence, Ray Kurzweil, Science and Technology and Everyday Life, Internet

クレジット：「機械の「心」と対話は可能か？：大学教育のなかでの審問」Is anybody able to dialogue with artificial "mind"?: An Inquiry in University's Liberal Arts., 第６回大阪大学豊中地区研究交流会、2021年12月21日10:30-12:00

	機械の「心」との対話は可能か？大学教育の中での審問 Is anybody able to dialogue with artificial “mind"?: An Inquiry in University's Liberal Arts. ジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリは、我々はあらゆる存在形態のものに生成変化することが可能＝意思をもてることだという（→「鹿を狩るために鹿に偽装する」）。「対話論理」池田光穂（大阪大学COデザインセンター）；徐淑子（新潟県立看護大学）；山崎スコウ竜二（大阪大学先導的学際研究機構）；井上大介（創価大学）
	（再掲）レイ・カーツワイルの"The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology,"(2005)が公刊されて今年2021年で15周年を迎えた。公刊当時、毀誉褒貶をもって迎えられた同書もその楽観的予測通りにはいかず歴史的使命を終えたかのように思われる。その一方で私たちの日常生活にインターネット端末は溢れ「それなしに」現代人の生活は考えられず、人工知能は地球上で生活する人たちに不可欠な技術になった。この発表は科学技術と人間の日常生活の関係を「対話」のメタファーを通して、「違うかたちのでの大学教育におけるSingularity はもうとっくに到来している」ことを考える。キーワード：シンギュラリティ、人工知能、レイ・カーツワイル、科学技術と日常生活、インターネット. Uncle Ray (Ray Kurzweil, 1948--)
	(Redisplaying) This year, 2021, marks the 15th anniversary of the publication of Ray Kurzweil's "The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology," (2005). At the time of its publication, the book was greeted with praise and criticism, but it has not lived up to its optimistic predictions and seems to have completed its historical mission. On the other hand, our daily lives are filled with Internet terminals, and we cannot imagine modern life "sine ea et illis" without it and them, and artificial intelligence has become an indispensable technology for people living on the earth. This presentation will discuss the relationship between science and technology and human daily life through the metaphor of "dialogue" and how "Singularity is already here" through university education. helped by www.DeepL.com/Translator (free version). Keywords: Singularity, Artificial Intelligence, Ray Kurzweil, Science and Technology and Everyday Life, Internet
	１）表題は、機械の「心」との対話である。サブタイトルに「大学教育の中での審問」とある。２）要約である。2005年にシンギュラリティは近いと言われたが、発表者たちは、予測が外れたとまとめる。だがそれは訪れていないのではなく。すでに到来しているらしい。科学技術と人間の日常生活のあいだの関係を対話のメタファーで解くとある。３）英文の要約である。４）はこのページだから言及しない。５）昨年の同じチームの発表は「スマートメディアユーザーのナルシズム化は「新しい孤独」を生みつつあるのか？」とある。孤独化とともに暴力経験の馴化 (慣れ)がおこると主張された。６）人間、機械(AI)、対話、大学、シンギュラリティ、スマートメディア、ナルシ(シ)ズム、孤独や暴力に対する慣れ、の８項目があがった。それらを暫定的に定義する。７）レイ・カーツワイルのシンギュラリティの紹介８）シンギュラリティの考え方は表面的には宗教における黙示録や終末論的な見解がみられるが、カーツワイルの真意は、機械（AI）と人間の統合現象(救済論)である。９）(8掛ける8マイナス8)割る2＝で総当たり28のキーワードを抽出してみよう 10)前のページで抽出された項目を（個人）—（集合）と（人間的）—（人工的）の二次元に配置してみる 11）【結論01：時代の無意識について】スマートメディアユーザーのナルシズム化は「二人でいてもスマホ」という集合的孤独化という新しいタイプの孤独を生み出しつつある。これは危惧すべきことである。そしてスマートメディアへの依存は、カーツワイルの楽観的なシンギュラリティとは異なる、暗く悲観的なシンギュラリティへの「恐怖」を生みつつある。対話の復権派の台頭は、そのような否定的な世界観の未来像への抵抗（反動）である。 12）【結論02：集合的孤独化についてのさらなる調査研究が必要である】ハンナ・アーレントは『全体主義の起源』の議論において、反ユダヤ主義におけるヘイトの組織化、帝国主義の相互排斥による無国籍の存在を生み出すこと、全体主義は社会のために個人は犠牲になってもよいという抽象的正当化がオートマータ化したものであると結論づけた。『起源』の最終章「イデオロギーと恐怖政治」では、隔離、孤立、孤独を区分し、個人が政治領域において排除されるメカニズムを分析している。 14) ６）で定義した暫定的な定義集が「大学教育のシンギュラリティ」を通して大幅に変わる(はず)!!
	スマートメディアユーザーのナルシズム化は「新しい孤独」を生みつつあるのか？：先行研究の検討　第5回豊中地区研究交流会, 2020年12月17日 ◀︎ 研究の概要︎︎▶︎この研究は、デジタル・ネイティブである若者がスマートフォンを利用するなかで、現実と仮想のソーシャル・ネットワークの動態の現状について調べ、そして旧世代から危惧されているような、ヴァーチャル・コミュニケーションの増大ははたしてユーザーのナルシズム化と「新しい孤独」を生んでいるのかという疑問について答えるために、（リアルとヴァーチャルの両方の）エスノグラフィーの手法を使って、世界のいくつかの地域の共通性と多様性の特性を明らかにすることにある。このことにより若者の間に流布している「ナルシズム」や「孤独」の意味とICT時代のコミュニケーションに新たな知見をもたらす。 ◀︎方法▶この発表では先行研究を検討する。里程標としてのシェリー・タークル『つながっているのに孤独：人生を豊かにするはずのインターネットの正体』渡会圭子訳、ダイヤモンド社、2018年（Sherry Turkle, Alone together: why we expect more from technology and less from each other. 3rd. ed.,. Basic Books, 2017）の第一二章「真実の告白」を使って、自分の隠されたプライバシーを告白サイトに書き込む人たちの自己アイデンティティの形成やコミュニティ概念について検討した。 ◀︎結果▶告白サイトの書記法の特徴には、（１）匿名の投稿、（２）秘密と断り書きがある、（３）反応が期待されている、ということがある。その内容は、不適切な性関係や、薬物依存症の告白などからなる。書き込む人たちは、寄り添い共感したコメントを期待するが、その数は少なく、多くの場合、むしろ道徳起業家のように、相手の立場に立たず説教をする傾向が強い。このように投稿者には相反する傾向があるのに「ハマる」理由には、「悪くはない」「みんなさびしい、よりどころになる」「胸のつかえを下ろすことに役立つ」とコメントする。タークルによると「低くなった期待値を共有して」おり、それゆえコミュニケーションロボットやネットの書き込みが、敷居の低い呼び水になっている。年齢が高い（36歳以上）人は、未だ得られていない友人をネットとして捉え、若い人は告白サイトをめずらしいものとして捉える。書き込みは韜晦を含めたネガティブな経験であるが、投稿者は告白しても、態度を改めたり、類似の人と積極底なコミュニケーションをとろうはしない。投稿はカタルシスの面があり「落ち込んだ時に告白する。海に流す瓶に入れる手紙と同じ」と表現する。タークルによるとこのような矛盾する書き込み行為は（精神医学でいう）一種の解離だという。自分のことを書き込んだにもかかわらず他人の経験のように客体化されているという。告白サイトには狼が多く潜んでおり、時にエスカーレートして、炎上に油を注ぐ人自身も挙句の果ては攻撃そのものが自己目的化して自失することも珍しくない。……（出典参照）
	議論の出発時の定義【人間】自由意志をもち、社会のなかで自己の権利が保障されていることを自覚している存在。【機械（AI）】人工知能（AI）とは、連合学習（Federated learning）を機械におこなわせることである。「人間学習（human learning）」とは根本的異なっている計算遂行過程と言われている。【対話】対話とは、２つの対等な存在が話し合っている状態のことである。【大学】高等教育機関で、学校型教育の最終末端に位置する組織。【シンギュラリティ】シンギュラリティ＝技術的特異点（Technological Singularity, Singularity）とは、レイ・カーツワイルが予言した機械の計算能力が人間をそれを凌駕する時点のことを言う。【スマートメディア】スマートとは空間的制限をうけない機械端末でありメディア（情報媒体）の上に乗っかる「便利な」情報端末利用状況のことをいう。【ナルシシズム】ナルシシズムとは、他者との対話の状況がなく、見つめる自己と見つめられる自己がループを形成している状態のこと。【孤独化】孤独化とは、周りに人がおらず、孤立している状態のこと。
	“Kurzweil describes his law of accelerating returns which predicts an exponential increase in technologies like computers, genetics, nanotechnology, robotics and artificial intelligence. Once the Singularity has been reached, Kurzweil says that machine intelligence will be infinitely more powerful than all human intelligence combined. Afterwards he predicts intelligence will radiate outward from the planet until it saturates the universe. The Singularity is also the point at which machines' intelligence and humans would merge.” https://en.wikipedia.org/wiki/The_Singularity_Is_Near カーツワイルは、コンピュータ、遺伝子工学、ナノテクノロジー、ロボット工学、人工知能などの技術が指数関数的に増加することを予測する「指数関数的増大の法則」について述べている。カーツワイルは、シンギュラリティに到達すると、機械の知能は人間の知能をすべて合わせたものより無限に強力になると言う。その後、知能は地球から外に向かって放射状に広がり、宇宙を飽和状態にすることになると彼は予測している。シンギュラリティは、機械の知能と人間の知能が融合する時点でもある。 ※ムーアの法則：ゴードン・ムーアは「1965年に、集積回路あたりの部品数が毎年2倍になると予測し、この成長率は少なくともあと10年は続くと予測した。1975年には、次の10年を見据えて、2年ごとに2倍になるという予測に修正した。彼の予測は1975年以降も維持され、それ以来「法則」として知られるようになった」ムーアの法則。 The observation is named after Gordon Moore, the co-founder of Fairchild Semiconductor and Intel (and former CEO of the latter), who in 1965 posited a doubling every year in the number of components per integrated circuit,[a] and projected this rate of growth would continue for at least another decade. In 1975, looking forward to the next decade, he revised the forecast to doubling every two years, a compound annual growth rate (CAGR) of 41%. While Moore did not use empirical evidence in forecasting that the historical trend would continue, his prediction held since 1975 and has since become known as a "law".-Moore's law.
	【シンギュラリティ黙示録】１）テクノロジー進化の「歴史の終わり (The End of History and the Last Man)」論の一種２）機械の知性が人間のそれを凌駕するという主張の「知性」の定義が不明瞭３）機械の知性がこの地球を超えて宇宙全体に横溢するようになるという「多幸感（Euphoria）」４）[よく誤解されるが]それにより機械が人間を支配する［映画］ターミネイター的世界の到来ではなく、機械と人間の知的統合論(救済論)に近い主張である。・みんながいても、そこでガチな対話がなく、スマホをしている状態を想像したまえ（＝本日の朝の通勤電車の中の状態）——その時人々の意識の中での時間構造は多元的である。
	６ページの定義集から、それぞれの用語の相互ペアから、どのような用語が生まれるのか、考えてみた。この表の答えは池田光穂のある時点におけるものなので、別の時点でおこなったり、研究班のメンバーが取り組むと異なったものが生まれるはずだ（「意味の生成変化」）
	９ページで生成された用語を、個別性と集合性の縦軸、人間性と機械性の横軸の二元マトリックスの分布の中に割り当ててみた。この配列も、池田光穂のある時点におけるものなので、別の時点でおこなったり、研究班のメンバーが取り組むと異なったものが生まれるはずだ（「意味の生成変化」）このような作業から、暫定的に２つの結論（あるいは派生的仮説）を導いてみた。１）時代の無意識とはどのようなものか？→それを「集合的孤立化」という21世紀における人々のあたらしい孤立意識の形態について提唱してみた。２）集合的孤立化の20世紀における事例は、ナチスドイツや、それが生み出した強制収容所のなかの「生（ゾーエ）」に近いものだと、予感する。ただし、20世紀の集合的孤立化は、はてしもなく暗いものであったが、21世紀の集合的孤立化は、むしろ「生（ビオス）」にちかい、価値づけられた生ではあるが、それが、ラカン＝ジジェクのラインで主張される、相互オナニーとしての肉体的セックス（性交）のように、ナルシシズムの欲望を120％満たすように人間と機械の間の相互浸透という生成変化が起こっていると、私（池田）は予見している。・【再掲】みんながいても、そこでガチな対話がなく、スマホをしている状態を想像したまえ（＝本日の朝の通勤電車の中の状態）——その時人々の意識の中での時間構造は多元的である。
	結論01：時代の無意識についてスマートメディアユーザーのナルシズム化は「二人でいてもスマホ」という集合的孤立化(collective isolation)という新しいタイプの孤独を生み出した。これは危惧すべきことであると考えられている。スマートメディアへの依存は、カーツワイルの楽観的なシンギュラリティとは異なる、暗く悲観的なシンギュラリティへの「恐怖」を生んだ。対話の復権派の登場は、そのような否定的な世界観の未来像への抵抗（反動）であるが、コロナ禍におけるブレンディド教育の普及は「大学教育におけるシンギュラリティ」の到来を現実的に生み出しつつある。
	結論02：結論02：集合的孤立化についてのさらなる調査研究が必要ハンナ・アーレントは『全体主義の起源』の最終章「イデオロギーと恐怖政治」では、隔離(isolation)、孤立(loneliness)、孤独 (solitude)を区分し、個人が政治領域において排除されるメカニズムを反ユダヤ主義と強制収容所という２つの集合的経験について分析している。これをインターネットにおけるコミュニケーションという課題において応用すると(i)物理的隔離とサイバー空間における障壁、(ii)心理的孤立感とサイバーアクセスからの排除、(iii)プライバシーとしての孤独の不可能性(＝外部からのユビキタスアクセスあるいはその「恐怖」)という研究テーマが浮上する（→出典「孤独は心理学的な概念ではない、孤独は社会学的な概念である」）。
	『全体主義の起源』読解マップ（→「全体主義の起源地図」）（再掲）２）集合的孤立化の20世紀における事例は、ナチスドイツや、それが生み出した強制収容所のなかの「生（ゾーエ）」に近いものだと、予感する。ただし、20世紀の集合的孤立化は、はてしもなく暗いものであったが、21世紀の集合的孤立化は、むしろ「生（ビオス）」にちかい、価値づけられた生ではあるが、それが、ラカン＝ジジェクのラインで主張される、相互オナニーとしての肉体的セックス（性交）のように、ナルシシズムの欲望を120％満たすように人間と機械の間の相互浸透という生成変化が起こっていると、私（池田）は予見している。
	最初の定義の内容を変更せざるをえない【人間】社会のなかで自己の権利が保障されていることを信じているが、実際は、我の存在を忘れて群畜的（ニーチェ）に振る舞う存在。【機械（AI）】人工知能（AI）とは、連合学習（Federated learning）を機械におこなわせることである。具体的には「機械学習」＋「デープラーニング」＋「連合学習＝フェデレーティッド・ラーニング」の３つの様態の人工的な学習プロセスのことであり、これは有機体としての人間がおこなっている「人間学習（human learning）」とは根本的異なっている計算遂行過程と言われている。【対話】スマートキャンパスの到来によりユビキタス性がキャンパスの物理的空間を超えた時点でリアル大学の意味の内実が急速に枯渇する（＝大学教育のシンギュラリティ）【大学】スマートキャンパスの到来によりユビキタス性がキャンパスの物理的空間を超えた時点でリアル大学の意味の内実が急速に枯渇する（＝大学教育のシンギュラリティ）【シンギュラリティ】人工知能（AI）のネットワークコンピューティングが、人間の知性を超える時期はやって来ず、大学や高等教育機関のリアル崩壊により、ドラスティックな社会変化が到来する可能性がある。【スマートメディア】モービリティとオムニプレゼンス（遍在性）を特徴とする機械端末あるいはインターフェイスを通して、大学崩壊のシンギュラリティを実際におこす起爆剤になる。【ナルシシズム】スマートメディアの利用状況の中では、自閉的と「非難されてきたナルシシズム」は、スマートキャンパスの中ではもっとも適合的な勉強の主体＝サイバーパンクになる。【孤独化】サイバー空間では隔離(isolation)状況にあっても孤独(solitude)感覚が軽減されることがある。そして他方サイバー空間で繋がっていても孤立(loneliness)状態を近未来の学生が一番恐れるだろう。
	１）スマートメディアユーザーのナルシズム化と新しい孤独の誕生　 https://bit.ly/37KNJb5 ２）The Singularity Is Near(Wiki) https://bit.ly/3FQwW6k ３）デジタル・ネイティブ族における孤独とはなにか？ https://bit.ly/3hKrG9g ４）コミュニケーションの文化史 https://bit.ly/30JDWzy ５）デジタル・メディアの理解 https://bit.ly/3fjLwWc ６）メディア等式（media equation）文献資料集 http://bit.ly/2MCs2mX ７）シンギュラリティ http://bit.ly/2q4U2od ８）シンギュラリティ批判序説 http://bit.ly/2LkO3VZ ９）シンギュラリティの宗教研究のための11のテーゼ https://bit.ly/2ZMSfDY 10）ハンナ・アーレント『全体主義の起源』読解ノート https://bit.ly/3rgaakj 11）「イデオロギーとテロル:新しい統治形式」ノート https://bit.ly/30WbEFS
	"Adiós, hasta la vista," said T-800 to John Conner in the movie, "Terminator 2: Judgment Day," released in 1991. 本当に終わりです!!
	機械の「心」と対話は可能か？：大学教育のなかでの審問（YouTube）
★Chat-GPTの大学教育に対する利点と欠点をあげてください、と Chat-GPTに聞いてみた。以下はその回答である（2023年4月23日追記）。 →Chat-GPTは、自然言語処理技術を用いたAIチャットボットです。その利点と欠点を以下に挙げます。利点: 1. オンラインでの授業において、学生が質問する相手として常に利用できる。講義は受動的なものであるため、質問に対する即座の回答ができるという点が大きな利点です。 2. 受講者の質問に対し、常に適切で質の高い回答を提供できるため、大学教育の質が向上する可能性があります。 3. 学生の学習経験において、個別のフィードバックと質疑応答が直接的に反映されるため、効果的な学習を促進することができます。 4. 大学の運営において、Chat-GPTは自動化された運営の実現に貢献できます。教授や講師が回答しなければならない数多くの質問や問い合わせを処理することで、負荷を軽減できるため、高い生産性を期待できます。欠点: 1. Chat-GPTは人工知能であるため、完全な回答を提供できない場合があります。そのため、人間のプロファイルとの併用が必要になる場合があります。 2. オンライン教育は、十分な自己管理が要求されるため、学生のモチベーションレベルが不十分な場合、Chat-GPTの存在が本来の意味を果たすことは困難である可能性があります。 3. 既存のシステムとのインテグレーションに手間取るため、導入や運用にコストがかかる可能性があります。 4. 大量のデータを使用することによって、機密性と個人情報の保護の問題が生じる可能性があります。出典：「Chat-GPTの大学教育に対する利点と欠点をあげてください」

イライザあるいはヴァーチャル・オードリー物語（2008年版）︎▶︎総本家「イライザあるいはヴァーチャル・オードリー物語▶イライザの父の怒り︎︎▶︎鹿を狩るために鹿に偽装する▶︎︎｛｛語る存在｝を聴く存在｝の存在証明▶︎Chat-GPTの大学教育に対する利点と欠点をあげてください▶︎︎▶︎▶︎︎▶︎▶︎

リンク

︎The Singularity Is Near▶︎奇点迫近▶︎︎▶︎▶︎︎▶︎▶︎︎▶︎▶︎︎▶︎▶︎

文献

シンギュラリティは近い : 人類が生命を超越するとき / レイ・カーツワイル著 ; NHK出版編, NHK出版 , 2016／The singularity is near : when humans transcend biology / Ray Kurzweil ; read by George K. Wilson, Tantor Media , 2011.
특이점이 온다 : 기술이 인간을 초월하는 순간 / 레이 커즈와일 [지음], 김영사 , 2007

その他の情報

Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1997-2099

	機械の「心」との対話は可能か？大学教育の中での審問 Is anybody able to dialogue with artificial “mind"?: An Inquiry in University's Liberal Arts. ジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリは、我々はあらゆる存在形態のものに生成変化することが可能＝意思をもてることだという（→「鹿を狩るために鹿に偽装する」）。「対話論理」池田光穂（大阪大学COデザインセンター）；徐淑子（新潟県立看護大学）；山崎スコウ竜二（大阪大学先導的学際研究機構）；井上大介（創価大学）
	（再掲）レイ・カーツワイルの"The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology,"(2005)が公刊されて今年2021年で15周年を迎えた。公刊当時、毀誉褒貶をもって迎えられた同書もその楽観的予測通りにはいかず歴史的使命を終えたかのように思われる。その一方で私たちの日常生活にインターネット端末は溢れ「それなしに」現代人の生活は考えられず、人工知能は地球上で生活する人たちに不可欠な技術になった。この発表は科学技術と人間の日常生活の関係を「対話」のメタファーを通して、「違うかたちのでの大学教育におけるSingularity はもうとっくに到来している」ことを考える。キーワード：シンギュラリティ、人工知能、レイ・カーツワイル、科学技術と日常生活、インターネット. Uncle Ray (Ray Kurzweil, 1948--)
	(Redisplaying) This year, 2021, marks the 15th anniversary of the publication of Ray Kurzweil's "The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology," (2005). At the time of its publication, the book was greeted with praise and criticism, but it has not lived up to its optimistic predictions and seems to have completed its historical mission. On the other hand, our daily lives are filled with Internet terminals, and we cannot imagine modern life "sine ea et illis" without it and them, and artificial intelligence has become an indispensable technology for people living on the earth. This presentation will discuss the relationship between science and technology and human daily life through the metaphor of "dialogue" and how "Singularity is already here" through university education. helped by www.DeepL.com/Translator (free version). Keywords: Singularity, Artificial Intelligence, Ray Kurzweil, Science and Technology and Everyday Life, Internet
	１）表題は、機械の「心」との対話である。サブタイトルに「大学教育の中での審問」とある。２）要約である。2005年にシンギュラリティは近いと言われたが、発表者たちは、予測が外れたとまとめる。だがそれは訪れていないのではなく。すでに到来しているらしい。科学技術と人間の日常生活のあいだの関係を対話のメタファーで解くとある。３）英文の要約である。４）はこのページだから言及しない。５）昨年の同じチームの発表は「スマートメディアユーザーのナルシズム化は「新しい孤独」を生みつつあるのか？」とある。孤独化とともに暴力経験の馴化 (慣れ)がおこると主張された。６）人間、機械(AI)、対話、大学、シンギュラリティ、スマートメディア、ナルシ(シ)ズム、孤独や暴力に対する慣れ、の８項目があがった。それらを暫定的に定義する。７）レイ・カーツワイルのシンギュラリティの紹介８）シンギュラリティの考え方は表面的には宗教における黙示録や終末論的な見解がみられるが、カーツワイルの真意は、機械（AI）と人間の統合現象(救済論)である。９）(8掛ける8マイナス8)割る2＝で総当たり28のキーワードを抽出してみよう 10)前のページで抽出された項目を（個人）—（集合）と（人間的）—（人工的）の二次元に配置してみる 11）【結論01：時代の無意識について】スマートメディアユーザーのナルシズム化は「二人でいてもスマホ」という集合的孤独化という新しいタイプの孤独を生み出しつつある。これは危惧すべきことである。そしてスマートメディアへの依存は、カーツワイルの楽観的なシンギュラリティとは異なる、暗く悲観的なシンギュラリティへの「恐怖」を生みつつある。対話の復権派の台頭は、そのような否定的な世界観の未来像への抵抗（反動）である。 12）【結論02：集合的孤独化についてのさらなる調査研究が必要である】ハンナ・アーレントは『全体主義の起源』の議論において、反ユダヤ主義におけるヘイトの組織化、帝国主義の相互排斥による無国籍の存在を生み出すこと、全体主義は社会のために個人は犠牲になってもよいという抽象的正当化がオートマータ化したものであると結論づけた。『起源』の最終章「イデオロギーと恐怖政治」では、隔離、孤立、孤独を区分し、個人が政治領域において排除されるメカニズムを分析している。 14) ６）で定義した暫定的な定義集が「大学教育のシンギュラリティ」を通して大幅に変わる(はず)!!
	スマートメディアユーザーのナルシズム化は「新しい孤独」を生みつつあるのか？：先行研究の検討　第5回豊中地区研究交流会, 2020年12月17日 ◀︎ 研究の概要︎︎▶︎この研究は、デジタル・ネイティブである若者がスマートフォンを利用するなかで、現実と仮想のソーシャル・ネットワークの動態の現状について調べ、そして旧世代から危惧されているような、ヴァーチャル・コミュニケーションの増大ははたしてユーザーのナルシズム化と「新しい孤独」を生んでいるのかという疑問について答えるために、（リアルとヴァーチャルの両方の）エスノグラフィーの手法を使って、世界のいくつかの地域の共通性と多様性の特性を明らかにすることにある。このことにより若者の間に流布している「ナルシズム」や「孤独」の意味とICT時代のコミュニケーションに新たな知見をもたらす。 ◀︎方法▶この発表では先行研究を検討する。里程標としてのシェリー・タークル『つながっているのに孤独：人生を豊かにするはずのインターネットの正体』渡会圭子訳、ダイヤモンド社、2018年（Sherry Turkle, Alone together: why we expect more from technology and less from each other. 3rd. ed.,. Basic Books, 2017）の第一二章「真実の告白」を使って、自分の隠されたプライバシーを告白サイトに書き込む人たちの自己アイデンティティの形成やコミュニティ概念について検討した。 ◀︎結果▶告白サイトの書記法の特徴には、（１）匿名の投稿、（２）秘密と断り書きがある、（３）反応が期待されている、ということがある。その内容は、不適切な性関係や、薬物依存症の告白などからなる。書き込む人たちは、寄り添い共感したコメントを期待するが、その数は少なく、多くの場合、むしろ道徳起業家のように、相手の立場に立たず説教をする傾向が強い。このように投稿者には相反する傾向があるのに「ハマる」理由には、「悪くはない」「みんなさびしい、よりどころになる」「胸のつかえを下ろすことに役立つ」とコメントする。タークルによると「低くなった期待値を共有して」おり、それゆえコミュニケーションロボットやネットの書き込みが、敷居の低い呼び水になっている。年齢が高い（36歳以上）人は、未だ得られていない友人をネットとして捉え、若い人は告白サイトをめずらしいものとして捉える。書き込みは韜晦を含めたネガティブな経験であるが、投稿者は告白しても、態度を改めたり、類似の人と積極底なコミュニケーションをとろうはしない。投稿はカタルシスの面があり「落ち込んだ時に告白する。海に流す瓶に入れる手紙と同じ」と表現する。タークルによるとこのような矛盾する書き込み行為は（精神医学でいう）一種の解離だという。自分のことを書き込んだにもかかわらず他人の経験のように客体化されているという。告白サイトには狼が多く潜んでおり、時にエスカーレートして、炎上に油を注ぐ人自身も挙句の果ては攻撃そのものが自己目的化して自失することも珍しくない。……（出典参照）
	議論の出発時の定義【人間】自由意志をもち、社会のなかで自己の権利が保障されていることを自覚している存在。【機械（AI）】人工知能（AI）とは、連合学習（Federated learning）を機械におこなわせることである。「人間学習（human learning）」とは根本的異なっている計算遂行過程と言われている。【対話】対話とは、２つの対等な存在が話し合っている状態のことである。【大学】高等教育機関で、学校型教育の最終末端に位置する組織。【シンギュラリティ】シンギュラリティ＝技術的特異点（Technological Singularity, Singularity）とは、レイ・カーツワイルが予言した機械の計算能力が人間をそれを凌駕する時点のことを言う。【スマートメディア】スマートとは空間的制限をうけない機械端末でありメディア（情報媒体）の上に乗っかる「便利な」情報端末利用状況のことをいう。【ナルシシズム】ナルシシズムとは、他者との対話の状況がなく、見つめる自己と見つめられる自己がループを形成している状態のこと。【孤独化】孤独化とは、周りに人がおらず、孤立している状態のこと。
	“Kurzweil describes his law of accelerating returns which predicts an exponential increase in technologies like computers, genetics, nanotechnology, robotics and artificial intelligence. Once the Singularity has been reached, Kurzweil says that machine intelligence will be infinitely more powerful than all human intelligence combined. Afterwards he predicts intelligence will radiate outward from the planet until it saturates the universe. The Singularity is also the point at which machines' intelligence and humans would merge.” https://en.wikipedia.org/wiki/The_Singularity_Is_Near カーツワイルは、コンピュータ、遺伝子工学、ナノテクノロジー、ロボット工学、人工知能などの技術が指数関数的に増加することを予測する「指数関数的増大の法則」について述べている。カーツワイルは、シンギュラリティに到達すると、機械の知能は人間の知能をすべて合わせたものより無限に強力になると言う。その後、知能は地球から外に向かって放射状に広がり、宇宙を飽和状態にすることになると彼は予測している。シンギュラリティは、機械の知能と人間の知能が融合する時点でもある。 ※ムーアの法則：ゴードン・ムーアは「1965年に、集積回路あたりの部品数が毎年2倍になると予測し、この成長率は少なくともあと10年は続くと予測した。1975年には、次の10年を見据えて、2年ごとに2倍になるという予測に修正した。彼の予測は1975年以降も維持され、それ以来「法則」として知られるようになった」ムーアの法則。 The observation is named after Gordon Moore, the co-founder of Fairchild Semiconductor and Intel (and former CEO of the latter), who in 1965 posited a doubling every year in the number of components per integrated circuit,[a] and projected this rate of growth would continue for at least another decade. In 1975, looking forward to the next decade, he revised the forecast to doubling every two years, a compound annual growth rate (CAGR) of 41%. While Moore did not use empirical evidence in forecasting that the historical trend would continue, his prediction held since 1975 and has since become known as a "law".-Moore's law.
	【シンギュラリティ黙示録】１）テクノロジー進化の「歴史の終わり (The End of History and the Last Man)」論の一種２）機械の知性が人間のそれを凌駕するという主張の「知性」の定義が不明瞭３）機械の知性がこの地球を超えて宇宙全体に横溢するようになるという「多幸感（Euphoria）」４）[よく誤解されるが]それにより機械が人間を支配する［映画］ターミネイター的世界の到来ではなく、機械と人間の知的統合論(救済論)に近い主張である。・みんながいても、そこでガチな対話がなく、スマホをしている状態を想像したまえ（＝本日の朝の通勤電車の中の状態）——その時人々の意識の中での時間構造は多元的である。
	６ページの定義集から、それぞれの用語の相互ペアから、どのような用語が生まれるのか、考えてみた。この表の答えは池田光穂のある時点におけるものなので、別の時点でおこなったり、研究班のメンバーが取り組むと異なったものが生まれるはずだ（「意味の生成変化」）
	９ページで生成された用語を、個別性と集合性の縦軸、人間性と機械性の横軸の二元マトリックスの分布の中に割り当ててみた。この配列も、池田光穂のある時点におけるものなので、別の時点でおこなったり、研究班のメンバーが取り組むと異なったものが生まれるはずだ（「意味の生成変化」）このような作業から、暫定的に２つの結論（あるいは派生的仮説）を導いてみた。１）時代の無意識とはどのようなものか？→それを「集合的孤立化」という21世紀における人々のあたらしい孤立意識の形態について提唱してみた。２）集合的孤立化の20世紀における事例は、ナチスドイツや、それが生み出した強制収容所のなかの「生（ゾーエ）」に近いものだと、予感する。ただし、20世紀の集合的孤立化は、はてしもなく暗いものであったが、21世紀の集合的孤立化は、むしろ「生（ビオス）」にちかい、価値づけられた生ではあるが、それが、ラカン＝ジジェクのラインで主張される、相互オナニーとしての肉体的セックス（性交）のように、ナルシシズムの欲望を120％満たすように人間と機械の間の相互浸透という生成変化が起こっていると、私（池田）は予見している。・【再掲】みんながいても、そこでガチな対話がなく、スマホをしている状態を想像したまえ（＝本日の朝の通勤電車の中の状態）——その時人々の意識の中での時間構造は多元的である。
	結論01：時代の無意識についてスマートメディアユーザーのナルシズム化は「二人でいてもスマホ」という集合的孤立化(collective isolation)という新しいタイプの孤独を生み出した。これは危惧すべきことであると考えられている。スマートメディアへの依存は、カーツワイルの楽観的なシンギュラリティとは異なる、暗く悲観的なシンギュラリティへの「恐怖」を生んだ。対話の復権派の登場は、そのような否定的な世界観の未来像への抵抗（反動）であるが、コロナ禍におけるブレンディド教育の普及は「大学教育におけるシンギュラリティ」の到来を現実的に生み出しつつある。
	結論02：結論02：集合的孤立化についてのさらなる調査研究が必要ハンナ・アーレントは『全体主義の起源』の最終章「イデオロギーと恐怖政治」では、隔離(isolation)、孤立(loneliness)、孤独 (solitude)を区分し、個人が政治領域において排除されるメカニズムを反ユダヤ主義と強制収容所という２つの集合的経験について分析している。これをインターネットにおけるコミュニケーションという課題において応用すると(i)物理的隔離とサイバー空間における障壁、(ii)心理的孤立感とサイバーアクセスからの排除、(iii)プライバシーとしての孤独の不可能性(＝外部からのユビキタスアクセスあるいはその「恐怖」)という研究テーマが浮上する（→出典「孤独は心理学的な概念ではない、孤独は社会学的な概念である」）。
	『全体主義の起源』読解マップ（→「全体主義の起源地図」）（再掲）２）集合的孤立化の20世紀における事例は、ナチスドイツや、それが生み出した強制収容所のなかの「生（ゾーエ）」に近いものだと、予感する。ただし、20世紀の集合的孤立化は、はてしもなく暗いものであったが、21世紀の集合的孤立化は、むしろ「生（ビオス）」にちかい、価値づけられた生ではあるが、それが、ラカン＝ジジェクのラインで主張される、相互オナニーとしての肉体的セックス（性交）のように、ナルシシズムの欲望を120％満たすように人間と機械の間の相互浸透という生成変化が起こっていると、私（池田）は予見している。
	最初の定義の内容を変更せざるをえない【人間】社会のなかで自己の権利が保障されていることを信じているが、実際は、我の存在を忘れて群畜的（ニーチェ）に振る舞う存在。【機械（AI）】人工知能（AI）とは、連合学習（Federated learning）を機械におこなわせることである。具体的には「機械学習」＋「デープラーニング」＋「連合学習＝フェデレーティッド・ラーニング」の３つの様態の人工的な学習プロセスのことであり、これは有機体としての人間がおこなっている「人間学習（human learning）」とは根本的異なっている計算遂行過程と言われている。【対話】スマートキャンパスの到来によりユビキタス性がキャンパスの物理的空間を超えた時点でリアル大学の意味の内実が急速に枯渇する（＝大学教育のシンギュラリティ）【大学】スマートキャンパスの到来によりユビキタス性がキャンパスの物理的空間を超えた時点でリアル大学の意味の内実が急速に枯渇する（＝大学教育のシンギュラリティ）【シンギュラリティ】人工知能（AI）のネットワークコンピューティングが、人間の知性を超える時期はやって来ず、大学や高等教育機関のリアル崩壊により、ドラスティックな社会変化が到来する可能性がある。【スマートメディア】モービリティとオムニプレゼンス（遍在性）を特徴とする機械端末あるいはインターフェイスを通して、大学崩壊のシンギュラリティを実際におこす起爆剤になる。【ナルシシズム】スマートメディアの利用状況の中では、自閉的と「非難されてきたナルシシズム」は、スマートキャンパスの中ではもっとも適合的な勉強の主体＝サイバーパンクになる。【孤独化】サイバー空間では隔離(isolation)状況にあっても孤独(solitude)感覚が軽減されることがある。そして他方サイバー空間で繋がっていても孤立(loneliness)状態を近未来の学生が一番恐れるだろう。
	１）スマートメディアユーザーのナルシズム化と新しい孤独の誕生　 https://bit.ly/37KNJb5 ２）The Singularity Is Near(Wiki) https://bit.ly/3FQwW6k ３）デジタル・ネイティブ族における孤独とはなにか？ https://bit.ly/3hKrG9g ４）コミュニケーションの文化史 https://bit.ly/30JDWzy ５）デジタル・メディアの理解 https://bit.ly/3fjLwWc ６）メディア等式（media equation）文献資料集 http://bit.ly/2MCs2mX ７）シンギュラリティ http://bit.ly/2q4U2od ８）シンギュラリティ批判序説 http://bit.ly/2LkO3VZ ９）シンギュラリティの宗教研究のための11のテーゼ https://bit.ly/2ZMSfDY 10）ハンナ・アーレント『全体主義の起源』読解ノート https://bit.ly/3rgaakj 11）「イデオロギーとテロル:新しい統治形式」ノート https://bit.ly/30WbEFS
	"Adiós, hasta la vista," said T-800 to John Conner in the movie, "Terminator 2: Judgment Day," released in 1991. 本当に終わりです!!
	機械の「心」と対話は可能か？：大学教育のなかでの審問（YouTube）
★Chat-GPTの大学教育に対する利点と欠点をあげてください、と Chat-GPTに聞いてみた。以下はその回答である（2023年4月23日追記）。 →Chat-GPTは、自然言語処理技術を用いたAIチャットボットです。その利点と欠点を以下に挙げます。利点: 1. オンラインでの授業において、学生が質問する相手として常に利用できる。講義は受動的なものであるため、質問に対する即座の回答ができるという点が大きな利点です。 2. 受講者の質問に対し、常に適切で質の高い回答を提供できるため、大学教育の質が向上する可能性があります。 3. 学生の学習経験において、個別のフィードバックと質疑応答が直接的に反映されるため、効果的な学習を促進することができます。 4. 大学の運営において、Chat-GPTは自動化された運営の実現に貢献できます。教授や講師が回答しなければならない数多くの質問や問い合わせを処理することで、負荷を軽減できるため、高い生産性を期待できます。欠点: 1. Chat-GPTは人工知能であるため、完全な回答を提供できない場合があります。そのため、人間のプロファイルとの併用が必要になる場合があります。 2. オンライン教育は、十分な自己管理が要求されるため、学生のモチベーションレベルが不十分な場合、Chat-GPTの存在が本来の意味を果たすことは困難である可能性があります。 3. 既存のシステムとのインテグレーションに手間取るため、導入や運用にコストがかかる可能性があります。 4. 大量のデータを使用することによって、機密性と個人情報の保護の問題が生じる可能性があります。出典：「Chat-GPTの大学教育に対する利点と欠点をあげてください」