狗類学学習美術館・倉庫
Canisology Gallery Bodega
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32. 大石高典さんの撮影した犬(→動物学者と動物の科学民族誌) |
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33 「シャー マンが犬を通して見ると、誰が死ぬかすぐに わかるんです。シャーマンが犬の耳の間から誰かの足もとを見たとき、その足もとに眼玉があれば、つまりその人が死ぬんです。コチャ(病気)がその人をとら えるんです。私自身、犬の耳を通して自分の息子の足もとに眼玉を見ました。眼玉が燃えていました。私の息子は死にました」——シムチェンコ『極北の人た ち』加藤九祚訳、p.130, 岩波新書、岩波書店、1972年 |
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41 →狗類学入門. |
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43 子供時代から晩年にいたるまでの掛け替えのないペットが、ほとんど宗 教的な境地を描く芸術家にとってなくてはならない表象として、その存在感を誇示しているのはいったいどういうわけだろうか? 私は、フリーダの肩越しにテ クストとしてのショロ犬を〈読み取ろう〉としているわけではない。しかし、彼女がショロ犬と共に生きて、絵画キャンバスに描こうとした彼女の〈経験〉の組 織のされ方は、彼女の固有の生き方に完全に根ざすものというわけではない。フリーダによるフリーダのためのフリーダの〈感情教育〉を超えて、ショロ犬の文 化的位相を研究することは、メキシコ文化を研究することにも通じるのではないかと、想像を逞しくしてみたくもなる。 |
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44 「『愛 は抱擁する』(1949)はまた、聖母と御子が先征服期の天上で再会している。幻想的「聖母マリア昇天」図とみることもできよう。しかし、いかにも メキシコ的な植物や、家庭的かつユーモラスな、フリーダお気に入りのエスクィンクレ犬ソロツル(彼女所有のコリマ州出土の先征服期陶製犬像をモデルにした もの)を配し、宇宙の両腕に抱かれているこの画像は、やはりある特定の時期の具体的表現であろう。すなわち、ディエゴを夫として我がものとすることがしだ いに困難になったと感じ、やがて彼を子供として確保する決意を固めていった時期の表現なのだ」(エレーラ 1988:365-366)。 |
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56 →狗類学入門. |
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58 オオイヌノフグリ |
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59 Veronica persica |
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61 →狗類学入門. |
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63 「のらくろ帝国主義」 |
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66 →狗類学入門. |
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67 プレイリー「ドッグ」 |
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68 狂「犬」と呼ばれた男、米国のマティス(元)国防長官 →狗類学入門. |
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69 ファニア・パスカルさんは、犬ではありませんが、彼女が扁桃腺を摘出した病院をおとづれた彼女の師匠ウィトゲンシュタインに「車に引かれた犬のようだわ」 と自分の窮状を師匠に訴えたのに、師匠に「君は車に惹かれた気分などわからないだろう」と言われてしまいました。 |
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70 高橋盛孝『樺太ギリヤク語』朝日新聞社(大東亜語学叢書:羽田亨監修)、1942年(昭和17年)より |
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71 「のらくろ帝国主義」より |
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72 「のらくろ帝国主義」より |
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73 フェゴ島民と犬(→ダーウィンのフエゴ島民)(→「人類学」以前のフィールドワーク) |
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74 忠犬ハチ公に合掌する人たち →狗類学入門. |
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78 国芳 |
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79 国芳 |
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80 円山応挙 |
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81 尾形月耕 →狗類学入門. |
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83 現代作家の弦屋光溪「〈アルチンボルドに捧ぐ五題〉の内 犬」ご購入は出典のサイトにどうぞ!(出典:山田書店) →狗類学入門. |
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84 2018年【4月21日 AFP】オーストラリアで21日、行方が分からなくなっていた3歳の女児に一晩中寄り添い、少女を守った上でさらに救助に貢献した老犬が警察に表彰され た。 3歳の女児はクイーンズランド(Queensland)州で森林地帯に迷い込み、行方が分からなくなっていた。救助隊は20日に徒歩と上空からの捜索活 動を開始した。 女児の家族の飼い犬、ブルーヒーラーとも呼ばれるオーストラリアン・キャトル・ドッグの「マックス」は17歳で、家族によると、耳は聞こえず、視力も 弱っている。そんな老犬のマックスだが、雨の中で15時間以上、女児に寄り添い、一夜明けた21日朝、家族や救助隊を女児の元に導いた。女児が見つかった のは、自宅から約2キロ離れた場所だった。 家族の一人は、「(女児の)声が聞こえて最初にマックスを見つけると、マックスが彼女の元に案内してくれた」と話した。 救助隊によれば、女児はわずかなかすり傷を負っているだけで健康状態は良好だという。(c)AFP |
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85 仁和寺観音堂、江戸時代初期 →狗類学入門. |
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86. 欠番か、削除した |
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87 Source: http://yatanavi.org/text/k_konjaku/k_konjaku11-25 |
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88 狩場明神=高野御子神(高野山霊宝館)※丹生都比売 神社(にふつひめじんじゃ) 「高野御子神(狩場明神)は、その神名が示すように丹生都比売神の御子神といわれる[10]。しかし後述のように、この 神が関わった高野山開創伝承 は、丹生氏に伝わる「神の贄のため二頭の犬を連れた狩り人の伝承」に 由来すると見られている。そのため、本来は「祀られる神(丹生都比売神)」と「奉祀する神(高野御子神)」の関係であったと推測される。なお、文献では古 くは『日本紀略』延喜6年(906年)条に記載が見える。……高野山と丹生都比売神社の関係を語る最古の縁起として、11世紀から12世紀の『金剛峯寺建 立修行縁起』がある。これによると、弘仁7年(817年)に空海は「南山の犬飼」という2匹の犬を連れた猟者に大和国宇智郡から紀伊国境まで案内され、の ち山民に山へ導かれたという。以上の説話は『今昔物語集』——巻11第25「弘法大師始建高野山語」(下記)——等にも記載されており、説話における前者 は高野御子神(狩場明神)、後者は丹生都比売神(丹生明神)の化身といわれる。『丹生祝氏本系帳』には、丹生氏がもと狩人で神の贄のため二頭の犬を連れて狩りをしたという伝承があり、 これが高野山開創に取り入れられたと見られている」ウィキ:「丹生都比売神社」 「……弘仁七年と云ふ年の六月に、王城を出て尋ぬるに、大和国宇智の郡に至て、一人の猟人に会ぬ。/其の形、面赤くして長八尺 許也。青き色の小袖を 着せり。骨高く筋太し。弓箭を以て身に帯せり。大小の二の黒き犬を具せり。 即ち、此の人、大師を見て過ぎ通るに云く、「何ぞの聖人の行き給ふぞ」と。大師の宣はく、「我れ、唐にして三鈷を擲て、『禅定の霊穴に落よ』と誓ひき。 今、其の所を求め行く也」と。猟者の云く、「我れは是南山の犬飼也。我れ其の所を知 れり。速に教奉るべし」と云て、犬を放て走らしむる間、犬失ぬ。/大師、其(そこ)より紀伊国の堺、大河の辺に宿しぬ。此に一人の山人に会 ぬ。大師、此の事を問給ふに、「此より南に平原の沢有り。是其の所也」。/明る朝に、山人、大師に相具して行く間、密に語て云く、「我れ、此の山の王也。 速に此の領地を奉るべし」と。山の中に百町許入ぬ。山の中は直しく鉢を臥たる如くにして、廻に峰八立て登れり。檜の云む方無く大なる、竹の様にて生並た り。其の中に、一の檜の中に、大なる竹胯有り。此の三鈷、打立てられたり。是を見るに、喜び悲ぶ事限無し。「是禅定の霊崛也」と知ぬ。「此の山人は誰人ぞ」と問へば、「丹生の明神となむ申す。今の天野の宮是也。犬飼をば、高野の 明神となむ申す」と云て失ぬ。……」 →狗 類学入門. |
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89 Illuminated page for the month of December from Les Très Riches Heures du Duc de Berry (1416) Les Très Riches Heures du duc de Berry 「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」 Illuminated page for the month of January from Les Très Riches Heures du Duc de Berry (1416) |
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90 Illuminated page for the month of November from Les Très Riches Heures du Duc de Berry (1416) |
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91 Illuminated page for the month of August from Les Très Riches Heures du Duc de Berry (1416) |
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92 Illuminated page for the month of May from Les Très Riches Heures du Duc de Berry (1416) |
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93 Illuminated page for the month of March from Les Très Riches Heures du Duc de Berry (1416) |
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94 Les Très Riches Heures du duc de Berry 「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」 Illuminated page for the month of January from Les Très Riches Heures du Duc de Berry (1416) |
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95 犬が引くために犬車鉄道が敷設されたのではなく、人力をもふくめてトロッコ軌道に大型犬を利用していたというところだと思われる。ちなみに、は本格的な森 林鉄道で女アメリカからの蒸気機関車や国産のディーゼル機関車なども使われていた模様。(魚 梁瀬森林鉄道:魚梁瀬=やなせ,高知県、大正5年) http://rintetu.jp/ 魚梁瀬 →狗類学入門. |
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96 Saga Ningyo, (Animal figure in Saga style Pottery, Kyoto, Japan), Edo period, 17-19th centuries, Japan, Tokyo National Museum |
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97 Haniwa(Tomb ornament) Tera-cotta Dog, 6-7th century, Japan, Tokyo National Museum |
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98 Green Glazed Ceramic Dog, Eastern Han dynasty, China, 1-3rd century, Tokyo National Museum |
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(ここは異常)▲▲▲▲▲▲▲▲▲ |
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100 写真は、作家の田中真知さん(1960- )によるものです。噂によると真知 さんは、人間は世を忍ぶ仮の姿で、本当はアヒルだそ うです! →狗類学入門. |
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101 Gaston Phoebus, Le Livre de chasse de Gaston Phébus, 15th century. - Bibliothèque Nationale de France. |
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103 Akihabara in Saigon, Vietnam, picture taken by Dr. Gaku MASUDA, (c) 2018 |
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104 暑いねぇ〜♪ →狗類学入門. |
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105 Sentry dogs with their handlers after patrolling near Da Nang in 1969. Credit: R.A. Elder/Hulton Archive, via Getty Images |
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106 Fernando Botero: Abu Ghraib 2005, oil on canvas. Botero painted the abuses of Abu Ghraib between 2004 and 2005 as a permanent accusation Abu Ghraib torture and prisoner abuse. 拷問(torture, ごうもん). |
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107 Fernando Botero: Abu Ghraib 2005, oil on canvas. Botero painted the abuses of Abu Ghraib between 2004 and 2005 as a permanent accusation Abu Ghraib torture and prisoner abuse. |
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108 大石高典・近藤祉秋・池田光穂 編『犬 からみた人類史』勉誠出版、2019年5月 >>画像をクリックして、A4サイズで印刷し、お子さんと一緒に製作してください。 |
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109 dog_human2019.jpg で拡大します |
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犬油(Ambrose Bierce, Oil of Dog, ) 【シノプシス】全文引用です「「ぼくはボファー・ビングズという男だが、少々卑しい稼業をしていた正直な両親の下に生まれた」。その「ぼく」が、父親と母 親がどうして死んだのか、そしてどのように死んだのかを淡々を語る。淡々と。他人事のように。/ぼくの父親がやっていた卑しい稼業とは犬油製造業だ。工場 の炉の大釜で犬を煮詰め、油をとる。その犬の油を医薬品として卸していた。ぼくは父親の仕事を手伝った。町からは飼い犬が頻繁に行方知らずになり、飼い主 たちからの疑惑の目がぼくにはきつかった。/ぼくの母親は教会の側に仕事場をもっていた。彼女は「歓迎されない嬰児」を処置していた。ぼくは母親の仕事も 手伝っていて、彼女の仕事場から出た「残骸」を棄てにいった。母親の事業に反対する者もいたが、彼らは野党候補者と懇意にしていたので、影響はなかった。 /あるとき、ぼくは、母親の仕事場からでた嬰児の死体をもって父親の仕事場へいった。本当は川に投げ捨てるはずだったのに、警官に見張られているような気 がして、犬の精油のための大釜に嬰児の死体を投げ込んだ。/父親は、ぼくを叱らなかった。それどころか上質のオイルがとれたことに満足していた。ぼくは結 果として父親と母親の「共同作業」のお膳立てをしたのだ。母親は教会の側から父親の精油工場へと仕事場を移した。父親と母親は仕事熱心だった。ぼくは二人 の「共同作業」を手伝った。犬の行方不明はなくなり、代わりに子供の行方不明が増えた。/しかし今度ばかりは町の住民も黙っていなかった。両親の事業への 反対決議がなされた。事業に失敗した二人は、互いに互いを殺そうとし、二人とも大釜に落ちてしまった」出典:"The Figure in the Carpet" 原文はAmbrose Bierce, Oil of Dog,。 |
110 Ambrose Bierce, Oil of Dog, Dog Oil for massages, from NZ. "Dog Oil is believed to have originated around 1890 in the USA. Until recently the same family has been making Dog Oil in England since at least 1920 and the secret has been handed down through the generations from ‘Owd Bob’ a pet shop owner from Cheshire./ The recipe is written in ‘Owd Bobs’ notebook of pet remedies, and was originally used for massaging racing dogs before and after the races. Race dog owners soon found that after applying Dog Oil to their greyhounds, pain they’d had in their hands had disappeared, from then to the present day Dog Oil has continued to help soothe tired muscles and joints and provide relief from rheumatic pain." 共感呪術(http://bit.ly/2JjsG5a) |
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111 「犬は焚き火が好き」東京外国語大学海外事情研究所 所員研究会 2019年10月1日(火)17:40-19:40 |
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112 犬たちの喜び 動物界の恥 おおいぬ座 信仰のみ ドッグ・ヴィンチ・コード ダーウィンの犬たち 伴侶動物のための宣言 この犬を見よ 悪天候 オイディプス王、あるいは、オイディプスという犬 雌の番犬たち あらゆるイヌイット 動物のような性交 カインのしるし 咆哮 ガブリエル |
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113 「トランプ大統領は[2019年10月]28日、過激派組織「イスラム国」(IS)の指導者アブバクル・バグダディ容疑者の殺害に貢献した軍用犬の写真を ツイッターで公開した。軍用犬は同容疑者を洞窟の奥に追い込み、急襲作戦の成功の立役者とされる。トランプ氏は「偉大な功績を残したすばらしい犬だ」とね ぎらった。ただ名前は「機密情報だ」として明らかにしなかった」日経新聞、2018年10月29日 |
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狗類学入門(こうるいがくにゅうもん)