じめ によんでください

マルチサイトエスノグラフィー

Multisite Ethnography

解説:池田光穂

【マルチサイトエスノグラフィーの定義】

マルチサイトエスノグラフィーは、地域研究(regional studies, area studies)の一種あるいは局所的な手法である。マルチサイト民族誌ともよばれる。要するに、複数の場所(サイ ト)から得られる情報をもとに、ひとつのまとまりとしてのエスノグラフィー民族誌)を 書く(ないしは表現する)試みのことである。

Multi-Site Ethnography means using dynamic approrch or Traveling Ethnographic Approarch ("field concept" in the Transnationality Studies in Japanese).

マルチサイト民族誌と古典的民族誌の位 相: Multi-Site Ethnography means using dynamic approrch or Traveling Ethnographic Approarch ("field concept" in the Transnationality Studies in Japanese)

学際研究(例:文化人類学)とは、フィール ドとその分野の下位領域の研究テーマが交錯するところにあります!

※なぜ、この図が重要かというと、これまでの民族誌(エスノグラフィー)はシングルサイトが従来の方法でしたが、それは、そのエスノグラファーがもつ研究(あるいは取材)関心も一つに焦点化されていたからでした。

■地域研究・批判

★本多勝一(写真:谷川明生)『マゼラン が来た』1989年——日本語で書かれた優れたマルチサイト民族誌として検証します


1. ラプラプ王の戦い:フィリピン・マクタ ン島(2)
マゼラン
2. ツピナンバ人がたどった道:ブラジル・リオデジャネイロ(33)

3. 大平原の巨人はいま:ウルグアイ・アルゼンチン

4. 「火の島」の住人たち:マゼラン海峡・フエゴ島

5. 極南の海洋民族:チリ側パタゴニア

6. 南太平洋の楽園で:グアム島(マリアナ諸島)

7. 海賊艦隊


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文献

その他の情報

Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099

池田蛙

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Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099