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テクニカルコミュニケーションの実践と倫理

Good practice of communication for excellent engineers, Art of Expression

池田光穂・黒田聡・松浦博一

授業担当者:あなたの名前( your name)
池田光穂・松浦博一・黒田聡
Mitsuho IKEDA,Matsuura Hirokazu, Satoshi KURODA
履修対象/Eligibility
1,2,3,4,5,6年
Both graduate school students and undergraduate students
開講時期/Schedule
2021年 冬学期 水曜5,6限

Spring & SummerTerm, Thu 5,Thu 6
講義室/Room
オンライン授業です。リンク先にオンデマンド 教材がありますので、自学自習も可能です。
Suita Campus, School of Engineering,U2-214
講義題目/Course Name
COデザイン科目(テクニカルコミュニ ケーションの実践と倫理)
Art of Expression: Good practice of communication for excellent engineers
授業の目的と概要/Course Objective
この授業は、工学研究者に求められる、 1A)テクニカルライティング入門、2A)工学倫理、そして、3A)テクノロジー経営の現状、の3つの柱についてレクチャーと簡単な実習をおこない、それ らの能力を陶冶(とうや=育むこと)していきます。 それぞれの授業の柱は、工学部のディプロマポリシーに求められる、1B)工学的デザイン力、2B)人類社会の発展に貢献する倫理観、3B)研究を実践する ための基礎的能力に対応しています。授業は講義形式のほかに簡単なグループ学習とプレゼンテーションをおこないます。COデザインセンター提供の授業です ので、難易度は高くありませんがコミュニケーション能力の練度をあげるように皆さんを誘います。

学習目標/Learning Goals
1.工学コミュニケーションの概要を理解 でき、AI時代におけるコミュニケーションで要求されている事柄のイメージを持てるようになる
2.工学コミュニケーションの技術要素を把握し、これからの学習の基礎にすることができるようになる
3.工学コミュニケーションを実修し、外への情報発信に活かし自分じしんの研究成果のアピールに活用できるようになる

履修条件・受講条件 /Requirement; Prerequisite
工学と銘打っていますが、医歯薬理工系の 他に、将来理工系企業に就職した人文社会系の学生なら、どなたでも受講できます。

授業形態/Type of Class:

授業計画/Special Plan (回)題目/Title:内容/Content
回数(日程等)
内容・目的・教材(へのリンク)
参考・文献(pdf、外部リ ンクなど)
1 - 4/9 TW01)ロジカルライティングとテクニカルライティング
黒田先生の「工学コミュニケーション」
https://communication.ise.co.jp/osaka-univ/

2 - 4/16 TW02)わかりやすい文章を書くテクニック
黒田先生の「工学コミュニケーション」
https://communication.ise.co.jp/osaka-univ/

3 - 4/23 TW03)読み手に伝わる文章のテクニック
黒田先生の「工学コミュニケーション」
https://communication.ise.co.jp/osaka-univ/

4 - 4/30 TW04)読みやすさを高める文章フォーマット

5 - 5/7 TW05)ユーザーマニュアル・トリセツ(取扱説明書)の実践

6 - 5/14 TW06)提案書

7 - 5/21 TW07)障害レポート

8 - 5/28 TW08)社外メール文

9 - 6/4 EE01)チャレンジャー号事件
(→ウィキ「チャレンジャー号事故」)
10 -  6/11 EE02)三菱自動車リコール隠し事件 (→ウィキ「三菱リコール隠し」)
11 - 6/18 EE03)エキスポランド・ジェットコースター事故 (→失敗学会「エ キスポランド、ジェットコースター事故」失敗年鑑2007)
12 -  6/25 EE04)みずほのシステムトラブル (→失敗知識DB「みずほフィナンシャルグループ大規模シス テム障害」)
13 - 7/2 TM01)AIを使った業務改善と体験価値の創造
・ダベンポートとロナンキ「AIを業務改善に活かす法」
・レイク「AIとスタイリストの融合で顧客体験を変えた」
AIを使った業務改善と体験価値の創造
14 -  7/9 TM02)拡張現実(AR)とコラボレーティブ・インテリジェンス
・ポーターとヘルプマン「AR戦略:拡張現実の並外れた可能性」
・ウィルソンとドーアティ「コラボレーティブ・インテリジェンス:人間とAIの理想的な関係」
拡張現実(AR)とコラボレーティブ・インテリジェンス
15 - 7/16 まとめ・試験日?


授業外における学習 /Independent Study Outside of Class 別途準備している「ウラバス」 (https://goo.gl/97XFZ9)を参照にして、さまざまな情報にアクセスしてください。使い方は、授業中に説明します

教科書・教材/Textbooks TW)→高橋慈子/技術者のためのテクニ カルライティング入門講座/翔泳社/9784798157191
EE)→ 斎藤了文/坂下浩司/はじめての工学倫理/昭和堂/9784812213490
TM)→ ハーバード・ビジネス・レビュー編集部/テクノロジー経営の教科書/ダイヤモンド社/9784478106686

参考文献/Reference 「ウラバス」(https: //goo.gl/97XFZ9)を参照してください
●黒田先生の「工学コミュニケーション」
https://communication.ise.co.jp/osaka-univ/

成績評価/Grading Policy 各人、自分の成果を、記載したポート フォリオによる記録と、プレゼンテーション、ならびに学期中のレポート等による総合的判断

コメント/Other Remarks
わからないことがあればメールで聞いて みよう!池田光穂(rosaldo[at]cscd.osaka-u.ac.jp)

特記事項/Special Note 大学生のためのライフデザイン
若い人のためのプレゼンテーションの技法
工学倫理の基礎

オフィスアワー/Office Hour 予約はメールにて照会しましょう。池田光 穂(rosaldo@cscd.osaka-u.ac.jp)

キーワード/Keywords 工学コミュニケーション、テクニカルライ ティング、技術者倫理、AI技術社会、工学経営

受講生へのメッセージ/Messages to Prospective Students こ の授業をとおして「コミュニケーションすることの面白さ」を学んでください。楽しいことはSNSをはじめとして様々なメディアを通して発表する。そして 「研究倫理」を抑えつ つ、公共のメディアでの情報発信に関するさまざまな約束事について「実践状況のなかで学習」する、喜びに触れてください。

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Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1997-2099

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