はじめに よんでください

虚構観光論

You don't know what Tourism is, but...

RUINS OF Chishti Sharif on the northern bank of the Hari River in Herat Province, Afghanistan

池 田 光 穂

【おことわり】このページは「虚構観光論」に関する論文です。「虚構観光」について簡単に知りたい方は文字をクリックしてください。

  • 5.フィクショナル・ツーリズムの可能性
  • 6.フィクショナル・ツーリズムの明日
  • ●註
  • ●文献

  • 自発的


    定住・地元でなにもしない

    旅行(観光/レクリエーション)

    義務的・まじめ


    仕事(勉強や家事を含む)

    長距離移動を伴う業務
    虚構観光 Fictional tourism

     移動をしない観光のこと。フィクショナル・ツー リズ ムは和製英語である。旅 行体験における意識変容に着目して、コンピュータや宗教的儀礼、シャーマニズ ムやドラッグ使用など移動を伴わない<疑似的な移動>について研究するために 池田光穂(1993)によって提唱された。これによって観光における移動の概念を相対 化し、観光現象の文化的研究に奥行きと広がりをもたせることが可能になった。 インターネットなどの電脳空間では仮想観光(virtual tourism)と限定して呼ばれてい る。[池田光穂,copyright 1997](→出典は長谷政弘 編著『観光学辞典』同文館、 1997年:こちら


     

    <図>イソマ儀礼の空間の象徴的表現の説明図(図をクリックすれば拡大します)

         V.ターナー『儀礼の過程』より

    Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099

    コスタリカ・カウィータ国立公園の入口にて(出典:エ コツーリズムの4つの顔

    池田蛙