On Qualitative Study and Ethnography:07
グループワークの課題 0)この授業全体のまとめの予告→「量的研究と質的研究は相互に補完してこれからもっと進化するという結論です」 1)「質的研究と量的研究のちがい」のレクチャーを聞いて、質的研究と量的研究の、それぞれに対して「有利な点」と「不利な点」をまとめてみよう。 2)「グラウンデッド・セオリー・アプローチ(Grounded Theory Approach, GTA)」のレクチャーを聞いて、計量テキスト分析はどのようにして、GTAのデータ処理の効率をあげることができるか議論しましょう。 |
第7回 2017.05.29/ 2018.05.28/ 2019.06.02/ 2020.05.18/
20.質的研究におけるコンピュータ
21.質的研究と量的研究
22.質的研究の質
1.質的
研究とはなにか |
2.理論的立場 |
3.テクストの構築と理解 |
4.プロセスと理論 |
5.研究設問 |
6.フィールドへの参入 |
7.サンプリング戦略 |
8.半構造インタビュー |
9.データとしてのナラティブ |
10.フォーカスグループインタビューとディスカッション |
11.口頭データ収集法の概観 |
12.観察、エスノグラフィー、視覚データ法 |
13.視覚データ収集法の概観 |
14.データの文書化 |
15.コード化とカテゴリー化 |
16.シークエンス分析 |
17.テキスト解釈法の概観 |
18.質的研究の基礎づけと価値基準 |
19.質的研究の執筆 |
20.
質的研究におけるコンピュータ |
21.
質的研究と量的研究 |
22.
質的研究の質 |
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20.質的研究におけるコンピュータ:この章は基本的に最近のクラウド・コンピューティングの議論からは時代遅れの内容だと思われます。
内容分析(復習):
「マスメディア研究やコミュニケーション研究などの社会科学において、雑誌や新聞記事等の文章の内容や、テレビ番組の内容、コミュ ニケーション内容(メッセージ)を、客観的かつ数量的に分析するための研究方法[1]。本やウェブサイトや絵画や法律など、記録されたコミュニケーション の研究。インタビュー内容の分析のために社会科学においてよく用いられる他、文献学、解釈学、記号論において、意味の作者や信憑性に関して文章を研究する ための研究方法論でもある」ウィキペディア「内容分析」)
テキストマイニング(text mining)
テキストマイニングは「文字列を対象としたデータマイニングのことである。通常の文章からなるデータを単語や文節で区切り、それらの出現の
頻度や共出現の相
関、出現傾向、時系列などを解析することで有用な情報を取り出す、テキストデータの分析方法である。テキストデータの多くは形式が定まっておらず、また日
本語は英語などと比べて単語の境界判別の必要性(→わかち書き)や文法ゆらぎが大きい点において形態素解析が困難であったが、自然言語処理の発展により実
用的な水準の分析が可能となった。テキストマイニングの対象としては、顧客からのアンケートの回答やコールセンターに寄せられる質問や意見、電子掲示板や
メーリングリストに蓄積されたテキストデータなどがある」ウィキペディア「テキストマイニング」)
KH Coderとは、テキスト型(文章型)データを統計的に分析するためのフリーソフトウェアです。アンケートの自由記述・インタビュー記録・新聞記事など、 さまざまな社会調査データを分析するために制作しました。「計量テキスト分析」または「テキストマイニング」と呼ばれる方法に対応。https://khcoder.net/
詳しくは「計量テキスト分析入門」をごらん
ください
※
池田光穂「アー
トとコミュニケーション : 芸術人類学へのもうひとつの入り口」Co*Design, 4:1-20, 2019. http://hdl.handle.net/11094/71351
.のテキストを《AIテキストマイニング》にて分析さ
せたものです。
● 計量テキスト分析でできること(→「計量テキスト分析入門」より)
樋口耕一『社会調査のための計量テキスト分析―内容分析の継承と発展を目指して』には、計量テキスト法でできることの一覧がある。またそれらは、段階1、段階2、そして随時の3つのカテゴリーに別れている
段階1
段階2
随時
21.質的研究と量的研究
各論
21.1 質的研究と量的研究の関係
■さまざまな立場
21.2 ひとつのデザインの中での質的研究と量的研究を結びつける
■ それに対する処方せん
21.3 質的研究と量的データとを組み合わせる
質的データ→量的データ
21.4 質的方法と量的方法とを組み合わせる
2次、3次のコード化
21.5 質的研究と量的研究の結果を結合する
21.6 研究の評価と一般化
21.7 方法の適切性という基準
■チェック・ポイント
22.質的研究の質
335ページの図:これはヒントになる!
表22.2 質的研究法を選択するためのチェックリスト:これはフェイク【その理由】多くのチームで研究に取り組む院生の連中は、最初から 量/質の研究の枠組みや研究分担が決められている場合が多いので。
ただし、これは将来、自分が研究のリーダーシップをとれるようになるときには重要になるかも?
表22.3 この表は怪しいなぁ?!_社会科学の方法がこのように俯瞰できるという「理性」とは何だろうか?(M・フーコー『言葉と物』参照)
それに比べると、表22.4 はその質問が具体的で詳細なので、これに関してはまずチェック項目としてはよくできていると思われます。
■質的研究をいかに学び、いかに教えるか?(pp.344-346)
デンジンとリンカーン『質的研究ハンドブック』には、質的研究はアート(技)だという見解が多い(346)→フリックも首肯(347)
● ノーマン・デンジンさん
"Norman Kent Denzin (born March 24, 1941) is an American professor of sociology. He is an emeritus professor in the Department of Sociology at the University of Illinois at Urbana–Champaign,[1] where he was research professor of communications, College of Communications scholar, professor of sociology, professor of cinema studies, professor in the Unit for Criticism and Interpretive Theory.[2] Denzin's academic interests include interpretive theory, performance studies, qualitative research methodology, and the study of media, culture and society." - Norman Kent Denzin.
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リスト
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1.質的研究とはなにか
2.理論的立場
3.テクストの構築と理解
4.プロセスと理論
5.研究設問
6.フィールドへの参入
7.サンプリング戦略
8.半構造インタビュー
9.データとしてのナラティブ
10.フォーカスグループインタビューとディスカッション
11.口頭データ収集法の概観
12.観察、エスノグラフィー、視覚データ法
13.視覚データ収集法の概観
14.データの文書化
15.コード化とカテゴリー化
16.シークエンス分析
17.テキスト解釈法の概観
18.質的研究の基礎づけと価値基準
19.質的研究の執筆
20.質的研究におけるコンピュータ
21.質的研究と量的研究
22.質的研究の質
リンク
文献
その他の情報
Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1997-2099
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