かならず読んでくだ さい

フーコー『言葉と物』ノート

Les mots et les choses

池田光穂(ポー タルに戻る

[章立て]

考古学的方法
共時的な認識論的事象に関連づけていくア プローチ。考古学の発掘のように、「非連続的に」地層を掘り進めていくと思いもよらないものが発見されるが、それらは発掘された後に、考古学者により関連 づけ、解釈され てゆく必要がある。直感によって新しいものが生まれることはなく、あくまでも目の前に現れる客観的なものを中心に分析していく手法である。
系譜学的方法
ニーチェ『道徳の系譜』に倣ったアプロー チ。とりあげる事物を「現在に繋がる系譜として」遡及的連続的に扱う方法である。目の前にある素材は、抽象的に洗練され体系的に完成しているかのように提 示されるが、それらの起源が どのような闇から生じるのか、つねにさまざまな認識論的警戒をおこたらない手法である。

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Las meninas

Las Meninas (Picasso)

■ UCBでのフーコーの肉声を聞く(他 にチョムスキー、マルコムXなどもあり)

Online Audio Recordings: UC Berkeley Lectures and Events

■ 簡単な著作目録

『知の考古学』ノートはこちらに移転しています。The Archaeology of Knowledge

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The order of things, by Michael DeFecault. Pupulon Publisher.