２．「体験的科学ジャーナリズムの魅力」を遺憾なく発揮している当代きってのジャーナリストであるメアリー・ローチの著作などの読解を通して、彼女の方法 について分析し、それを我々も会得できるかどうかについて検証する（→「リヴァース・エンジニアリング・リーディング（逆行工学的読書）」）。
３．ゴンゾー・ライティングの魅力は誰にでもその方法の可能性が開かれていることである。分析できたゴンゾー・メソッドを通して、実際にミニ・レポートを 書いてみよう！（必ずしもフィールドワークやインタビューが必須ではなく［想像の／サイバー上のフィールドワークという言葉が あるように］文献やサイバー探検だけでも可能）
2. The participants of this class can read Tomoko Yamazaki's "Sandakan brothel no. 8 : an episode in the history of lower-class Japanese women," original, 1972,
3. 2. The participants of this class can read Tomoko Yamazaki's "Until Sandakan brothel no. 8 : a my personal life," original, 2001, in Japanese.
■スケジュール
（1）１．体験型ジャーナリズム／２．フォーマルな質的調査法との比較
（2）３．ローチ（第１章〜第４章）／４．ローチ（第５章〜第８章）
（3）５．ローチ（第９章〜第11章）／６．ローチ（第12章〜第14章）
（4）７．山崎朋子（１〜３）／８．山崎朋子（４〜６）
（5）９．山崎朋子（７〜９）／10．山崎朋子（10〜12）
（6）11．山崎朋子（第１部〜第２部）／12．山崎朋子（ 第３部〜第４部）
（7）13．山崎朋子（第５部）／14．総合討論
（8）15．総合
| 回数（日程等） |
内容・目的・教材：※ファイルとページと章立ては必ず時も対応していません。 |
| １．体験型ジャーナリズム、 ゴンゾーライティングとはなにか？ | 体験型ジャーナリズムとは何 か？フォーマルな質的調査法にもとづく報告と何が共通で、何がことなるのかを明らかにする。ゴンゾー・ジャーナリズムは、方法論のない粗雑な方法としばし ば批判されてきたが、本当にそうか？などの点を明らかにする。 |
| ２．フォーマルな質的調査法
について |
ゴンゾー・ジャーナリズムへ の理解は、フォーマルな質的調査法との対比のなかの考察からうまれ る。そのためにフォーマルな質的調査法のエッセンスを紹介する。 |
| ３．ローチ『兵士を救え！◎ 珍軍事研究』（1） | 第１章〜第４：：SMR_Grunt_2017_Part1.pdf |
| ４．ローチ『兵士を救え！◎ 珍軍事研究』（2） | 第５章〜第８章：）：SMR_Grunt_2017_Part2.pdf |
| ５．ローチ『兵士を救え！◎ 珍軍事研究』（3） | 第９章〜第11章：：SMR_Grunt_2017_Part3.pdf |
| ６．ローチ『兵士を救え！◎珍軍事研究』（4） | 第12章〜第14章：）：SMR_Grunt_2017_Part4.pdf |
| ７．山崎朋子『サンダカン八番娼館』（1） | １〜３．：07月02日（月）：SMTK_Amakusa_Sandakan1971_Part1.pdf |
| ８．山崎朋子『サンダカン八番娼館』（2） | ４〜６：07月02日（月）：SMTK_Amakusa_Sandakan1971_Part2.pdf |
| ９．山崎朋子『サンダカン八番娼館』（3） | ７〜９：07月09日（月）：SMTK_Amakusa_Sandakan1971_Part3.pdf |
| 10．山崎朋子『サンダカン八番娼館』（4） | 10〜12：07月09日（月）：SMTK_Amakusa_Sandakan1971_Part4.pdf |
| 11．山崎朋子『サンダカンまで』 （1） | 第１部〜第２部：07月23日（月）：SMuntil_Sandakan_TK_Part1.pdf |
| 12．山崎朋子『サンダカンまで』 （2） | 第３部〜第４部：07月23日（月）：SMuntil_Sandakan_TK_Part2.pdf |
| 13．山崎朋子『サンダカンまで』 （3） | 第５部：7月30日（月）：SMuntil_Sandakan_TK_Part3.pdf |
| 14．総合討論（まとめを含む） | 7月30日（月）最終日 |
| 15．総合討論（まとめを含む） | 7月30日（月）最終日 |
・ローチ、メアリー『兵士を救え！◎珍軍事研究』村井理子訳、亜紀書房、2017年
・山崎朋子『サンダカン八番娼館：底辺女性史序説』筑摩書房、1972年
・山崎朋子『サンダカンまで：私の生きた道』朝日新聞社、2001年
・Yamazaki Tomoko ; translated by Karen R. Colligan-Taylor
・ローチ『死体はみんな生きて いる』より
・ローチ『霊魂だけが知っている』より
・サラモン『大病院』より
・サックス『火星の人類学者』より
・サックス『見てしまう人びと』より
・サックス『音楽嗜好症』より
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・ラッセル、ジェラード「カラーシャ族」（第７章）『失われた宗教を生きる人々 : 中東の秘教を求めて』臼井美子訳、東京：亜紀書房（SSRussell_Karasha_Jap_2014.pdf）[with password]
・村上春樹『アンダーグラウンド』講談社、1997年（→「「聖なる空間」とは何か」）
スーザン・セリグソン(Seligson, Susan)『巨乳はうらやましいか? : Hカップ記者が見た現代おっぱい事情』実川元子訳、早川書房、2007年/ Seligson, Susan, ・Stacked : A 32DDD reports from the front. Bloomsbury, 2007.
「規格外の巨大な乳房に生まれついた著者スーザンは、巨乳に対する羨望と嘲笑を浴びて生きるうちに、大いなる疑問をもつに至った。はたして巨乳は女の武器 なのか、それとも弱点なのか？ 大きすぎるおっぱいの女性たちは、自分の胸にどんな感情を抱いているのか？ そこで、現代社会におけるおっぱいの価値観と 理想のバストを調査するため、スーザンは体当たり調査を敢行した！ 近所のご婦人方からブラジャー販売員、デカパイ雑誌の編集長、美乳整形医、爆乳スト リッパー、乳房俗語研究者まで、バスト業界最前線に生きる人々が語る究極のおっぱいとは？ 『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』、『アトランティック・ マンスリー』などの一流誌で筆を振るう著者が、これまでにない規模と勢いでおっぱいにまつわるすべてを語りつくす」
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