苦悩と痛み、そしてストレス
suffering, pain, and stress
(第7章)痛みと文化/(第9章)儀礼:人は不幸をどのように解決するのか。上映時間26分 | |
(第10章)多文化間精神医学/異文化間精神医学。上映時間18分 | |
(第11章)ストレスと苦悩の文化的要素。上映時間9分 | |
2020
医療人類学入門(異文化理解)の裏バスを使った自分学習(=オンデマンド学習)のススメ。上映時間9分 |
第 7章 痛みと文化
第 9章 儀礼:人は不幸をどのように解決するのか
第10 章 異文化間精神医学
第11章 ストレスと苦悩の文化的要素
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第7章 痛みと文化(CeHelman_ch07.pdf)(→「痛みの文化人類学」)
1. 疼痛行動
1.1 私的な痛み
(→LWの「私的言語」「がんサバイバーとのコミュニケーション」「他者の痛みと嘘つきのはじまり」「言 語について考える」)
1.2 公的な痛み
1.2.1 災厄としての痛み
【事例】北インドにおける痛みの表現
1.2.2. 公的な痛みの提示
痛みの模倣
身
体化(somatization)
1.2.3 痛みの社会的側面
子育て実践
出産における痛み(→「「産むこと」は単純ではないのか?」)
宗教と癒しにおける痛み
通過儀礼における痛み
痛みのポリティクス
2.慢性の痛み
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第9章 儀礼:人は不幸をどのように解決するのか
1.儀礼とは何か
2.儀礼の象徴性
3.儀礼の種類
3.1 年中行事
3.2 通過儀礼
3.2.1 社会的移行に存在する段階ステージ (→「通過儀礼」)
ファン=ヘネップによる通過儀礼(rite of passage) には、その過程において2つの相と3つの段階がある。2つの相とは、日常と非日常。3つの段階とは、(i)分離、(ii)移行・境界、そして(iii)統 合である。
”A rite of passage is a ceremony or ritual of the passage which occurs when an individual leaves one group to enter another. It involves a significant change of status in society. In cultural anthropology the term is the Anglicisation of rite de passage, a French term innovated by the ethnographer Arnold van Gennep in his work Les rites de passage, "The Rites of Passage". The term is now fully adopted into anthropology as well as into the literature and popular cultures of many modern languages.” - rite of passage.
9–10-year-old
boys of the Yao tribe in Malawi participating in circumcision and
initiation rites. Steve
Evans from Citizen of the World - Malawi.
3.2.3 死と服喪の儀礼
伝統的な死の付添人
死と死のプロセスの「医療化」
「死は決して死なず」
3つの社会的死の段階
3.2.4 誕生と死:社会的な次元と生物学的な 次元
3.2.5. 死の儀礼の変容
3.2.6 病院の儀礼(→「病院を社会的・文化的に記述すること」)
3.3 40という数字がもつ象徴的な力
3.4 災厄の儀礼
4. 儀礼の技術的な側面
5. 儀礼の機能
5.1 心理的な機能
5.2 社会的な機能
5.3 防御的な機能
5.4 まとめ
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第10章 異文化間精神医学(→「比較文化精神医学A」「比較文化 精神医学B」)
異文化間精神医学、文化精神医学
1. 正常性と異常性
病いと疾病
1.1 社会的行動のスペクトラム
1.1.1 正常性
1.1.2 コントロール可能な異常性
集団行動
個人行動
1.1.3 コントロール不可能な異常性
1.1.4 コントロール不可能な正常性
1.1.5 「異常性」の強み
2. 精神障害の比較
2.1 生物学的アプローチ
2.2 社会学的アプローチ
2.3 両者を組み合わせたアプローチ
3. 精神医学診断における文化的・社会的影響
3.1 精神医学の政治的役割
米国における歴史的事例
英国におけるエスニックグループの研究
政治的・社会経済的影響に関する研究上の問題
3.2 精神医学的診断への社会文化的影響
4つの事例
【事例】英国と米国における精神医学的診断の違い (1)
【事例】英国と米国における精神医学的診断の違い (2)
【事例】英国内での精神医学的診断の違い
【事例】英国とフランスにおける精神医学的診断の 違い
4. 精神疾患の文化的な型
5. 身体化(→「身体化」)
身体化〈対〉心理学化
(psychologization)
5.0.1 異文化間のうつ病
2つの事例
【事例】香港におけるうつ病
【事例】中国の南京における心身相関症状
5.1 文化的身体化 cultural somatization
5.2 「心身相関」という概念が抱える問題(→「デカルト劇場」)
5.2.1 身体・心理・社会の相関による障害: コンテクストの役割
6. 文化結合による障害(→「文化結合症候群」)
6.1 「文化結合」または「コンテクスト結合」
6.2 新しい文化結合症候群
3つの事例(邦訳:276-277)
【事例】ラテンアメリカにおけるススト(→「身体・こころ・社会」)
【事例】米国にみられるラテンアメリカ系の移民に みられる「神経の攻撃」
【事例】南アフリカにおける精霊憑依(→コモロ諸 島「憑依の諸相」「憑依 の解釈」)
6.3 穴の開いた身体
6.4 「文化結合障害」に対する批判
7. 医療化:「コントロール不可能な異常性」の増 大
7.1 DSM批判
8. 精神の病いに対する文化的・象徴的な癒し
8.1 象徴的な癒し
8.1.1 世俗的な「象徴的癒し」:会話療法
ユダヤコミュニティの事例(285)
【事例】英国ロンドンにおける超正統派ユダヤ教徒 コミュニティでの宗教的治療
8.1.2 象徴的な癒しの場面設定
8.1.3 象徴的な癒しの効果
【事例】札幌における「狐憑き」のケース
【事例】イスラエルのエルサレムにおける精神医学 と宗教の癒し(→ルート・メタファー)
【事例】ブラジルのポルト・アレグレにおける降霊 術者における治療法
9. 人類学と家族療法
9.1 文化と家族力動
10. 異文化間精神医学の診断
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第11章 ストレスと苦悩の文化的要素(→「ストレス理論の使われ方」)
1. ストレスの性質
2. セリエ・モデルへの批判
3. ストレッサーとストレス反応の関係
3.1 ストレスと生活の変化
4. ストレス反応に影響する要因
4.1 個々人の特性
4.2 物理的な環境
4.3 社会的サポート
4.4 経済的な状態
4.5 文化的背景
5. 文化に起因するストレス:ノシーボ効果
5.1 文化に起因するストレス:事例紹介
5.1.1 社会的・文化的な死
5.1.2 診断名の効果
5.1.3 環境
5.1.4 タイプA行動パターン
6. 集団ストレスと社会的苦悩
6.1 難民とストレス
7. ストレスと苦悩の一般の人のモデル
7.1 民俗的な「神経の病い」
2つの事例
【事例】
【事例】
補足説明……
リンク
文献
その他の情報