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異文化理解の基礎

Foundations of Understanding Culture

この写真は左手前の男の子がビニルサンダルを脱いでそれを手に掲 げスマホのように写真を撮る格好をしています(村にやってくる外国人観光客のしぐさを模倣しているようです)

池田光穂

異文化理解とは、について考えま す。異文化とは、自分の文化(=自分が属している単数あるいは複数の文化)とは異なる文化のこと をさします。

異文化理解(いぶんか・りかい;Understanding of other cultures)とは、複数 の「文化」の概念があることを前提にして、自分のそれ(=文化) とは「異な る文化=異文化」を、理解した り、解釈したりしようとする努力のことをさします。

異文化を理解するためには、自分が対象にしようとしている「異文化」ないしは「文化」が 輪郭をもった集合体である ことを認識することが重要です。そして、異文化ないしは文化を理解する、さまざまな学問があり、自分が、どのような方法論に依拠するのかについて、次に 自覚することが重要です。

他方で、「自分以外の人の 生き方を想像する能力」 がいかにして可能になるのか?という審問も異文化理解の概念を考える上で重要なことになります。

良好な異文化理解にもとづいた、コミュニティを作り上げようという、日本社会でのモデル が「多文化共生社会(Multicultural Symbiotic Societies)」 の提唱があります。しかしながら、これは、順風満帆な政策課題ではなく、チャレンジングであるが同時に様々な問題含みの概念でもあります。ガヤトリ・スピ バックは 言います。「多元論とは、中心的権威が 反対意見を受け入れるかのよう に見せかけて実は骨抜きにするために用いる方法論のことである」と(→「多文化共生社会批判」)。

異文化理解についてより詳しい人は「異文 化理解」に進んでください。

異文化理解を、大学・大学院の授業で学びたい人、あるいは自分でネットなどの資源をつ かって自習したいひとは「演習:異文化理解の基礎・シラバス(20XX年実施)」に 進んでください!

「異文化理解とはなにか?——国際看護学をモデルにして」


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Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099

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