ネポティズム(nepotism)
解説:池田光穂ね:ネポティズム(nepotism):縁故主義と もいう。地縁、血縁、仲間など縁故者を身びいきする。これらの関係は本質主義(→同項目を参照)的関係性に基づくので、新参者はそのメンバーに加入するこ とが難しい。時間と金品をつかって、メンバーにあえて加入できないことはないが、加入後もトラブルが起こったときには、スケープゴート(犠牲の山羊)とし て容易に排除される。ネポティズムの政治はうまくいけば非常に強固であるが、逆に拡張性などがなく保守的になり融通性がきかないのが欠点である。不正の温 床でもある。
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