シドニー・ミンツ『甘さと権力』を精読する
On Reading
Carefully Sidney Wilfred Mintz' "Sweetness
and power"(1986)
皆さんは、シドニー・ミンツ『甘さと権力』川北稔・和田弘光訳、平凡社、1988年/ Sweetness and power : the place of sugar in modern history / Sidney W. Mintz, Penguin (1986) を御存知ですか?
我々が砂糖の恩恵(最近は弊害が言われま すが)に与るようになったのは、18世紀初頭に確立した、アフリカからの奴隷によるカリブ海全域での砂 糖生産に始まるという話の複雑な「もうひとつ」の文明史に関する、シドニー・ミンツ先生のすばらしい人類学的物語(anthropological narrative)です[pdf]。
Introduction xv |
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1 Food, Sociality, and Sugar 3
(16) 食物・社会性・砂糖 |
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2 Production 19 (55) 生産 |
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3 Consumption 74 (77) 消費 |
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4 Power 151 (36) 権力 |
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5 Eating and Being 187 (28) 食べることと生きること |
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Bibliography 215 (13) | |
Notes 228 (33) | |
Index 261 |
Introduction xv
1 Food, Sociality,
and Sugar 3 (16)
2 Production 19
(55)
3 Consumption 74
(77)
4 Power 151 (36)
5 Eating and Being
187 (28)
Bibliography 215
(13)
Notes 228 (33)
Index 261
日本語の本は、大阪大学(現)名誉教授の川北稔先生と現・名古屋大 学教授の和田光弘先生です。平凡社から1988年に翻訳されました。
完璧な、完訳です(最近の手抜きの書肆に
はない、老舗の出版社・平凡社の面目躍如ですね!)。
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Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099