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講演会「よみがえる歌人・明石海人」

On Hansen's disease patients and their human rights in Japan

池田光穂・松岡秀明・伊東郁乃

2019年2月23日(土)13時30分〜16時00分

場所:国立ハンセン病資料館・映像ホール(多磨全生園の中にあります!マップはこちら!

〒189-0002 東京都東村山市青葉町4-1-13  TEL 042-396-2909

プログラム(総合司会:池田光穂)


1.開会のあいさつ——伊東郁乃  13:30-13:35

2.動物介在活動団体「ぷらす」の活動紹介と明石海人について——伊東郁乃 13:35-13:50

3.明石海人の生きた時代と「ハンセン病歌人」という名称について——池田光穂 13:50-14:30

(休憩:14:30〜14:40)

4.「病いの語り」としての『白描』第一部——松岡秀明 14:40-15:20

5.質疑をまじえた参加者との交流 15:20-15:55

6.閉会のあいさつ——伊東郁乃  15:55-16:00

演者

伊東郁乃:動物介在活動団体「ぷ らす」代表

池田光穂:大阪大学COデザインセンター教授:「明石海人の生 きた時代と「ハンセン病歌人」という名称について」

    夭折[人間では39歳は夭折と云ってもいいだろう]の「ハンセン病」明石海人(1901 -1939)は、没後になっても長く本名と出生地が明らかにされることはなかった。偉大な歌人が、ひとりの人間として自らを解放したのが彼自身の歌った短 歌であり、海人という号(=記号)である。彼が生きた時代匿名性の記号と「ハンセン病歌人」という芸術家(記号)の政治性について考える。

    池田光穂氏は、文化人類学者(医療人類学)、文化狗類学者SNS投稿家ウェブ制作家でもある。その研究教育業績は「研 究業績目録」にある。

松岡秀明:東京大学非常勤講師(教養学部中南米科):「「病い の語り」としての『白描』第一部」

    1939年(昭和14)2月に出版された明石海人の歌集『白描』は、歌集としては異例の25,000部のベストセラーとなった。 『白 描』は、第一部の「白描」と第二部の「翳」に分けられるが、第一部の「白描」は、ハンセン病患者が診断を受けて気管切開にいたる経験を短歌で追ったもので ある。この卓越した「病いの語り」を読む。

    松岡秀明氏は、文化人類学者、歌人、ジャズレコード愛聴家でもある。研究プロジェクトの一つに「終戦までのハンセン 病患者の「臣民」化における短歌と医療の関係」がある。

主催:動 物介在活動団体「ぷらす」(静岡県三島市)

共催:大阪大学COデザインセンター(大阪府豊中市待兼山1-16)

◎交通の機関(おおまかに3つの方法があります)[初 めての方はpdfを印刷してお持ちになるのが便利です!(この行でリンクしています)

1.西武新宿線・久米川駅北口より清瀬行きバス「ハンセン病資料館」下車

2.西武池袋線・清瀬駅より久米川駅北口行きバス「ハンセン病資料館」下車

3.西武池袋線・秋津/JR武蔵野線・新秋津より徒歩20分




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