かならずよんで ね!

今日の大学教育の課題

L'éducation aujourd'hui


池田光穂

今日の大学教育の課題

1.コンテンツの独占や囲い込みはもう限界にきている(→「大学そのものの内破」の必要性)
2.学生の学費ローンが限界まできている
3.誰が、どこからでもアクセスできる教育環境の提示が必要になっている
4.従前の「放送局型の学習」〈対〉あたらしい「コラボ学習」の対立図式をまず理解しよう
5.「人は社会との関わりあいのなかで学ぶ」ものなのだ、これを命題として銘記しましょう
6.子どもたちはパソコンをつかって、天体の動きを知るが、パ ソコンがどのような技術で動くのかは知らない。インターネットとは子どもたちにとり空気のようなものだ。
7.今日の学生たちは聡明だが(大人たちからみれば)忍耐力が足らないようにみえる
8.教育機関、教授、学生の間の壁を、ICTはとりさずさせられるはずなのに、なかなか着手しようとしない。教育の現場に大いに問題がある。
9.OCW[Open Course Ware]には未来をひらく可能性があるのだ
10.ピーター・ドラッカーの1997年の予言「30年以内に、大きな大学 は「遺跡」になるだろう」が本当に現実化する
11.大学の未来を未来の世代の君たち自身がデザインしなければならない
12. Richard J. Light, Making the Most of College: Students Speak Their Minds. Harverd Univrsity Press, 2011.
13. Summing up : the science of reviewing research / Richard J. Light, David B. Pillemer, Cambridge, Mass. : Harvard University Press , 1984
14. ディプロマのもつ弊害の古典的批判を理解しておこう


世界経済フォーラム(WEF)が考える教育と技芸 (スキル)

●垂水源之介のHPの大学教育サイト内検索から:︎大学教育改革用語集▶︎大学教育改革5原則▶︎︎どうすれば学生生活が成功するか▶︎大学を再考する▶︎︎高度教養教育▶︎リベラルアーツ教育と研究の融合︎︎▶︎日本の教育に物申す▶︎︎大学教育のためのPBL私の考える教育︎▶︎︎私の教育大学よ! サヨナラ︎▶︎︎コロナ禍での大学の変貌▶︎シラバスコンクールを通した大学教育改革︎︎アクティブラーニング▶︎最近接発達領域(ZPD)▶︎︎古典的学習▶︎▶︎︎▶︎▶︎

Core Soft Skills
Quality Basic Education
Lifelong Learning Pathways
Relevant Continuing Education
Digital Fluency and STEM Skills
Education Innovation
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皆さんは、『脱学校の社会』 (Deschooling society, 1971)を書いたイヴァン・イリッチをご存知でしょうか?学校は生徒たちを伸び伸 びと育てる組織ではなく、産業社会に適合的な人間を造り出す機関になっ ているという批判です。学校教育批判はそれまでにも沢山ありましたが、当時の第三世界の視座を踏まえた最も秀逸なものでした。その後、問題に基づく学習 (PBL)やアクティブラーニングの普及、学習環境を変えたインターネットの登場などのドラスティックな変化もあります。『脱学校』の読み直しと小グール プ議論を通して、今日の大学教育の意義について反省的に考え、皆さんの様々な意見交換の場にしたいと思います。03-19mikeda191018.pdf with password より

インターネットの普及により、もう大学で勉強する意味なんてなくなったんじゃないの?》 という意見があります。大学で長い間、教育に関わってきた、教員である僕も、長年教える経験の中から、インターネットにお世話になり、自分の教室で十全に 教えることのできない情報を提供したり、メールなどで授業以外の場で、学生たちと相談にのってあげることが、当たり前になっているので、インターネットの 普及で、完全に大学が不要になるとは考えていません。しかしながら、インターネット環境がなかったり、制限されている状況の中で、もはや大学教育は円滑に 回すことができない、と実感するようになりました。そのページ(→「大学よ、さ ようなら!」)は、このことをしばしの間、真剣に皆さんと一緒に考えてみたいと思っています。(英語版:Tapscott_rethink_univ.pdf with password)

1.オープン文化を創出する 2.参加型プラットフォームを構築する 3.対話と継続的な改善を促進する 4.公益の利益を保護する 5.産業界[全体]で共同行動をおこす組織をつくる。

8.1 大 学よ、さようなら 224 ——8.2 大 教室からコラボ学習へのモデルチェンジ 228—— 8.3  ツール活用で教育のカスタマイズを重視 234 ——8.4 大 学をコラボレーションで開放する 236 ——8.4.1  大学オープン化——1)教材を交換する 238 ——8.4.2  大学オープン化——2)教材を共同で開発する 240 ——8.4.3  大学オープン化——3)コラボ学習を組み合わせる 244 ——8.5 大 学に再投資すべきか、それとも衰退か 246 ——8.5.1  学習指導モデルを中心にコラボ学習を取り入れる 249 ——8.5.2  新たな収益モデルとコラボモデルを構築し、大学間の壁を取り払う 249——8.5.3  報酬制度を改革し、研究だけでなく指導実績も反映させる 250—— 8.6  21世紀の高等教育のためのインフラを整備する 251 英語のテキスト(パスワードはc*s*c*d のアルファベット部分です Rethinking_univ_macroWikinomics2010.pdf

・コンテン ツの独占や囲い込みはもう限界 ・学生の学費ローンが限界まできている(→「教育のデトロイト化」) ・誰が、どこからでもアクセスできる教育環境の提示 228 ・「放送局型の学習」〈対〉「コラボ学習」(→「古典的学習とは?」「状況的学習」) ・「人は社会との関わりあいのなかで学ぶ」テーゼ 230 ・ポルトガルの子供たちは、パソコンをつかって、天体の動きを知るが、彼らはパ ソコンがどのような技術でなりたっているのかは知らない。彼らにとってインタネットの技術とは空気のようなものだ。 ・今日日の学生は聡明だが、忍耐力が足らない  234 ・インターネットを使って、教育機関、教授、学生の 間の壁を、容易にとりさずさせられるはずなのに、なかなか着手しない。 236 OCWの可能性(→だが、大阪大学のOCWは更新も されずお寒いかぎりだ) ・ピーター・ドラッカーの1997年の予言「30年以内に、大きな大学は「遺跡」に なるだろう」 246-247 ・Richard J. Light, Making the Most of College: Students Speak Their Minds. Harverd Univrsity Press, 2011. ・Summing up : the science of reviewing research / Richard J. Light, David B. Pillemer, Cambridge, Mass. : Harvard University Press , 1984

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