イノベーション・キャ ンパスの実現にむけての雑記帳
On Inter-Graduate Schools Classes
in Japan:
池田光穂・松浦博一・宮本友介
【前書き】僕らのうちの一人(池田)はかつて大学の 「空気」に ついて、次のように書い た。:「大学では、社会的経験をもつ大学以外で育った 「知識人」や「専門家」を、特任教授の名で多く雇用しはじめた(→「専門家の反省」)。 大学の空気を入れ替えるためである。それは、とりもなおさず、大学という穴蔵に暮らす大学人は、そのような世間の知恵には疎く、てっとりばやく、実践知系 の知識をほどよくアウトソース(=外部資源利用)化しようとした」(出典:「大 学そのものの社会化プログラム」「大学の「空気」を変えて教室に「や る気」をもたらす方法」)。シーナ・アイエンガー(Sheena Iyengar) 教授は、大学(=檻と表現され ている)の外に出て「空気」を吸うことについて次のように述べている。
「学者ってのは、檻の中で、サイクリングマシンのペ ダルを漕いでる、ラットみたいなもんだ。ますます強く速くペダルを踏むのに、1インチも 前に進みやしない。しまいには、あまりにも必死に漕ぎすぎて、こりゃ死ぬなと思う。もしラッキーなら、ペダルを漕いで車輸を回しているきみの姿を、だれか が気に入ってくれて、絶好のタイミング、まさに倒れようというそのときに、檻の戸を開けてくれる。奇跡に奇跡が重なって、息ができるようになる。それだけ じゃない、自転車を降りて、檻の外に出て、新鮮な空気を胸一杯吸い込み、何年かぶりに、外の世界をよおく見ることができる。それが、テニュア(終身在職 権)を得るってことだ。でもしばらくすると、またまわれ右して、自転車に戻るんだ。前とちがうのは、ずっとのんびり、じっくりしたペースで漕げるってこと だけ」『選 択の科学 : コロンビア大学ビジネススクール特別講義』櫻井祐子訳,東京 : 文藝春秋 , 2010.11,330ページ( The art of choosing / Sheena Iyengar, London : Little, Brown , 2010)。
また、インターネットはもはや「空気」みたいなもの なので、「大学に行けば『知識』が得られるから大学に来い!」と大学は踏ん反り返っている場合じゃないと、僕はもはや、大学だけが高等教育を学べる場では ないと「大学よ!さようなら!(現:大学を再考する)」や「知の理論(TOK)」というページを書いた。
このページで、僕は、スポーンサー企業であるダイキン工業株式会社か ら冠講座 (かんむり・こうざ)というタイトルをつけることで、その企業の知名度を上げるために、教育経費を出してもらう計画を練っている。この冠講座=冠講義は、 企業との利益相反関係をクリアにして、企業が純粋にフィランソロピーの理念で動いて、その社会的名誉のために、大学に寄附をしていただくことを目的として いる(〜目的として いた?)。
●共同研究報告書(→「研究テーマ実施計画書」)
1.研究開発の概要、目的、背景、他 |
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2.研究開発最終目標 |
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3.研究開発実施について |
3-1.最終年度の研究開発目標 |
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(1)研究開発課題全体 |
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(2)研究開発項目別 | ||
3-2.最終年度の研究開発実施状況 |
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3-3.最終年度の研究開発体制 |
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3-4.今後の課題等 |
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4.成果一覧(累積表示) |
(論文業績;ウェブページURL) |
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【別紙1】産業財産権一覧表による。 | 該当なし |
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【別紙2】外部発表一覧表による。 | 該当なし |
用語集
リンク(このプロジェクト関連)
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文献
その他の情報