身体の文化的構成・弐
Cultural construction of Body, part 2.
医療人類学入門「身体の文化的構成
(2):新しい身体と自己」 大阪大学COデザインセンターの池田光穂が、医療人類学について解説します。今回は「身体の文化的構成(2):新しい身体と自己」です。上映時間約25分 です。 |
|
医療人類学入門「身体の文化的構成
(2):HIV感染症と熱帯病」 大阪大学COデザインセンターの池田光穂が、医療人類学について解説します。今回は「身体の文化的構成(2):HIV感染症と熱帯病」です。上映時間約 25分です。 |
+++
第14章 新しい身体・新しい自己:遺伝学とバイオ テクノロジー
1.遺伝学
1.1 遺伝子革命:新しいパラダイム
1.2 生まれ/遺伝、か、育ち/環境、か?
1.3 遺伝子決定論
2.「遺伝学化」
2.1 「遺伝学化」とアイデンティティ
2.1.1. パーソンフッド(人格/個性)
2.1.2 「民俗遺伝学」
2.1.3 境界的な存在
2.1.4 「正常性」の消失
2.1.5 「境界の不安」
2.1.6 遺伝子と社会関係
2.1.7 遺伝学と時間
2.1.8 遺伝学と社会的文脈
3.応用遺伝学
3.1 バイオテクノロジー
3.2 遺伝子治療
3.3 ヒトES細胞
3.4 ヒトクローン
3.5 バイオ老年学
4.遺伝疾患
4.1 遺伝疾患と血縁
4.1.1 いとこ婚
4.2 遺伝性疾患の予防的側面
4.3 遺伝性疾患のスクリーニング
4.3.1 遺伝子と「リスク」
4.3.2 潜在患者
4.3.3 ハンチントン病
5.遺伝子研究とその応用に対する反応
5.1 宗教的問題
5.2 守秘義務の問題
5.3 文化的問題
5.4 法医学と倫理問題
5.5 経済的・政治的問題
6.ゲノム薬理学
6.1 倫理的問題
6.1.1 ゲノム薬理学と「人種」
第16章 エイズの世界的流行
1.世界的流行の概要
1.1 西洋世界におけるエイズのメタファー
1)「伝染病」としてのエイズ
2)「不可視の接触感染症」としてのエイズ
3)「倫理的な懲罰」としてのエイズ
4)「侵略者」としてのエイズ
5)「戦争」としてのエイズ
6)「原始的な力」としてのエイズ
1.2 エイズの文化的表象
1.3 エイズに関する大衆の知識と専門家の知識
1.4 エイズの社会的次元
1.5 性に関する慣習と行動
1.6 コンドーム使用に対する考え方
1.7 男女の売買春のパターン
1.8 薬物の静脈注射と注射針の共用(→On Japanization Process of Introduction to Harm Reduction Policy: From 1970s to Present.)
1.9 伝統的・代替的治療師とエイズ
1.10 移住のパターンとエイズの拡散
1.11 婚姻と親族関係のパターン
2.エイズと社会格差
3.予防戦略の評価
第17章 熱帯病:マラリアとハンセン病
1.マラリア
1.1 マラリア問題の広がり
1.2 マラリアの民間信仰
1.3 マラリア治療に対する考え方
1.4 マラリア予防に対する考え方
1.5 マラリアと移民
1.6 まとめ
2.ハンセン病
2.1 ハンセン病とスティグマ
2.2 ハンセン病の民俗的信念
2.2.1 社会的役割としてのハンセン病
2.3 ハンセン病患者のリハビリテーション
リンク
リンク
文献
その他の情報