情報リテラシー
Introduction to Media Literacy, Media Ethics, and Making global citizens through media technologies
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情報リテラシー(information literacy)あるいは 情報論的リテラシーとは、情報論上のメタ概念としての《情報》を見つけ だし、解釈し、分析し、それらを統合し、評価し、リアルおよびヴァーチャルなコミュニティへ伝達する能力のことをいう。リテラシーとはもともと、識字(文 字の読み書き能力)に由来するので、情報リテラシーとは、単に情報理論および情報学について知っているだけでなく、情報理論および情報学が使える状態のこ とを言う。
"The Association of College & Research Libraries defines information literacy as a "set of integrated abilities encompassing the reflective discovery of information, the understanding of how information is produced and valued and the use of information in creating new knowledge and participating ethically in communities of learning.".[1-pdf] - information literacy.
Information literacy is a set of
abilities requiring individuals to "recognize when information is
needed and have the ability to locate, evaluate, and use effectively
the needed information." - Information
Literacy Competency Standards for Higher Education.
このページは、現代人にとっての情報を読み解き、また、それを活用する人とのための「情報を利用する能力(information
literacy)」の涵養について論じます。以前におこなっていた、「情報メディ
ア論:2018」などを、改良する形で継承発展します(→「メ
ディア・ソーシャルデザイン(協働術A)2019」)。
スタンフォード大学とシリコンバレー |
サ
イボーグ |
SNS
(ソーシャル・ネットワーク・サービス) |
マ
クロウィキノミクス |
勉強のやり方 |
・ハードウェア開発とソフトウェア開発の
接合 ・ハードウェアとソフトウェア ・シリコンバレー発達史 ・R&D(研究開発) ・イノベーション ・インフラストラクチャー ・抵抗勢力の有無によるビジネスの展開 |
・AI(人工知能) ・シンギュラリティ「問題」の虚妄 ・人間と機械の融合 ・デカルト的理性の可能性と限界 ・サイバネティクス ・サイバーパンク ・老人Z ・制御とコントロールのはざまで ・機械はメディアである、というテーゼ |
・公正さ ・アルゴリズム ・ビジネスモデル ・無料のサービスの仕組み ・「広告を出さないのがクールだ!」 |
・マクロウィキノミクスの5原則 ・マクロウィキノミクス成功の6原則 ・スティグリッツ+グリーンウォルド『学習する社会を創造 する』を読む ・なぜ情報リテラシーを学ぶのか?それは大学におさらばをして自立した人間にな ることだ! |
・勉強のやり方=独習編 ・勉強できる身体改造法 ・高校生の質問にお答えします ・独学のススメ |
■シリコン・バ
レーの 百年 - どうやっ て1984年に電子メールを送受信していたのか?(Gigazine) - How to send an 'E mail' - Database - 1984 by YouTube |
■イノセンス(冒
頭20分〜ハラウェイをめぐる哲学的議論) ■老人Z |
■ソーシャル・ネットワー ク | ■ポストシン
ギュラリティ時代の情報リテラシー - 人工知能 - シンギュラリティ - シンギュラリティ批判序説 - シンギュラリティの 人文社会学のための10のテーゼ - シンギュラリティ主義 - シンギュラリティ時代における宗教 - AI時代における「信頼」 |
・問題にもとづく学習 ・プロジェクトにもとづく学習 ・正統的周辺参加 ・最近接発達領域(ZPD) |
このウェブページは、クレジットの部分で表記している大学での授業シラバスの運行予定表(工程表)である。実際に授業はこれにしたがって行なっ た。
日
程と時限 |
第
1日目 |
第
2日目 |
第3
日目 |
第
4日目 |
I:0850-1020 |
1: ・私のインターネットポリシー(資料): ・知の理論におけるメディアとは?: ・授業から学ぶコツ::: ■シリコン・バレーの 百年(前半45分):: ・メディア論の理解はハードウェアの進歩についての理解抜きには不完全に終わる。 ・【この授業の実践的課題】情報に翻弄される自己から、情報を使いこなす主体へ |
5: ・オントロジー入門: ・いわゆる情報爆発: ・人工知能: ・ゴースト問題: ・デカルト ・タチコマ問題: ■イノセンス(冒頭20分〜ハラウェイをめぐる哲学的議論): ・サイボーグ: ・サイボーグ・ドット・コム: ・「サイボーグ・マニュフェスト」(1985)ノート: ・なぜシステムはバロック化をとげるか? ・情報探索活動におけるブー ル代数 ・日本には「情報スキル教育」がない |
9: ・日本からコンビニがなくなる日: ■ソー シャル・ネットワーク(冒頭45〜60分): ・ソーシャル・ネットワークから引き出せること ・ジェンダー ・労働のジェンダー化 ・感情労働 ・感情もまた文化的創造物 ・ジェンダー・バトル、あるいは〈愛の操作術〉について ・文化としてのイデオロギー論に関する対話 ・メディア・セックス(サイト外リンク) |
13: ・メディア的主体の可能性 ・炎上をさせない14 の教え ・我々はまだメディア 問題の根幹 に到達していない: ・再度コードと倫理の問題へ「西洋倫理学の3つの伝統」:: ・情報メディア問題とマクロウィキノミクス ・■マトリクス・オントロジー ・ケイパビリティとは? ・高度汎用力( higher capability)とは? ・イノベーション・デザイン ・ゲイ・レズビアンからクイア・アイデンティティへ ・協働術A:ネオ・アクションリサーチの探究:2017 ・企業と大学との協働 に関する基本原則 ・ジョナサン・モレノ『操作される脳』ファンサイト |
II:1030-1200 |
2: ・情報ロジスティクス:: ・コミュニケーション ・ディスコミュニケーションの理論に関する覚書 ・コミュニケーションデザインの定義 |
6: ・ゴッフマンと情報公開とミートホープ事件:: ・偽りのコミュニケーションデザイン |
10::: ・マーシャル・マクルーハン ・メディアはメッセージである ・火星の人類学者 |
14:情報システムセキュリティ入門::: ・身体の問題 ・ローレンス・レッシグ『CODE』と『コモンズ』につい て考える ・We the People, and the Republic we must reclaim | Lawrence Lessig(TED) ・法 が創造性を圧迫する(L.レッシグ)TED - 2007 |
III:1300-1430 |
3: ・■シリコン・バレーの 百年(後半45分): ・情報の読み方にかんするテーゼ: ・イライザあるいはヴァーチャル・オードリー物語(2008年版) ・メディア等式(media equation)文献資料集 ・メディアは我々自身を形づくる :::: |
7: ・デジタル・デバイド: ・コミュニケーション理論の基礎の基礎: ・■老人Z(冒頭40 分まで): ・戦争機械論:軍事研究 ・ジョナサン・モレノ『操作される脳』ファンサイト::: |
11: ・[もし必要なら]■ソーシャル・ネットワーク(後半からの一部〜60分):: ・監視と処罰: ・統治術・統治性 ・(Cyber-vigilance in China) ・大学よ!さようなら! |
15:まとめ ・情報に翻弄される自己から、情報を使いこなす主体へ(確認のためのレクチャー) 【第4日目の課題】 ・(ヌ)君が考える情報メディア論の中で何が一番問題であるか?その問題を具体的に挙げ、それに対する具体的な処方について考え、そしてその実効性につい て論じなさい。 |
IV:1440-1610 |
4: ・サイバーパンクにおいて倫理は可能か?: ・レッシグのコード概念の理解へむけて 【第1日目の課題】 (イ)メディアとは何か? (ロ)メディアを支えるハードウェアとは何か? (ハ)君が考える情報メディア論の中で何が一番問題であるか?指摘しなさい。 |
8: ・具体化した=身体化したコミュニケーション技術: ・人間機械論・再考::: ・テクノアニミズムという概念の貧困 【第2日目の課題】 ・(ニ)サイボーグに関する定義をあげよ ・(ホ)人間はどの程度まで機械と共存しているのか/していないのか、について具体例をあげて考えなさい。 ・(ヘ)君が考える情報メディア論の中で一番問題であるという課題に取り組む、具体的な方策を可能なかぎり列挙しなさい。 |
12: ・不正論理入門::: 【第3日目の課題】 ・(ト)ソーシャル・ネットワークを使って便利だ、よかったと思う点を挙げよ(SNSの光の部分)。 ・(チ)ソーシャル・ネットワークを使って不快だ、不便だ、よくないたと思った点を挙げよ(SNSの闇の部分)。 ・(リ)君が考える情報メディア論の中で一番問題であるという課題に取り組む、具体的な方策を(前日において)列挙したはずであるが、それをより確実に実 現可能にするには、どうすればよいか、君のアイディアを描きなさい。 |
【重要なツール】IkePedia:私の工房:: 【試験問題】60分 「君が考える情報メディア論の中で何が一番問題でしょうか?その問題を(1)具体的 に挙げ(一つでもそれ以上でもかまわない)、(2)それに対する具体的な処方について考え提案し、そして(3)その実効性について論じてください。」 【注意】 ※解答時間 60分 ※授業で配った大学所定の横書き用紙のみ持ち込み可。それ以外の紙類、スマホなどは閲覧不可。カンニングが露見すると、他の後期の科目にも影響(成績取り 消 し等)するので絶対にしないように。 |
■ 授業のテーマ:情報リテラシー入門(『情報リテラシー 2018年版』日経BPや「テクニカル・コミュニ ケーション」などを参照)
8章構成です
Information Literacy Defined |
Information Literacy and
Information Technology |
Information Literacy and Higher
Education |
Information Literacy and Pedagogy |
Use of the Standards |
Information Literacy and
Assessment |
Standards, Performance
Indicators and Outcomes |
Selected Information Literacy
Initiatives |
Developers of the Information
Literacy Competency Standards |
Authority
Is Constructed and Contextual. |
Information Creation as a Process |
Information Has Value |
Research as Inquiry |
Scholarship as Conversation |
Searching as Strategic
Exploration |
Implementing the Framework |
Suggestions on How to Use the
Framework for Information Literacy for Higher Education |
Introduction for Faculty and
Administrators |
How to Use the Framework |
How to Support the Framework |
Background of the Framework
Development. |
Sources for Further Reading |
■ 授業内容
この授業は、まず(1)メディア[媒体]とは何であるかについて理解し、次に(2)メディアを媒介にして伝わる情報をコミュニケーションと して理解する。そして(3)インターネットを中心としたメディアの人類史を踏まえた上で、(4)サイバースペース(電脳空間)における私たちの主体 (subject)のあり方=存在様式について考える。最後に、(5)サイバースペースにおける倫理道徳問題としての、SNSにおける炎上、なりすまし、 トラウマとレジリアンスなどのテーマをとりあげて、最終的にサイバー倫理は可能か?もしそれがあるとすれば、その倫理・道徳の根拠に何が求められるのか、 について論考してみたい。
大学が提供するICTサービスが利用可能な環境であるために、受講者は授業において、1)真摯に授業に取り組む、2)他者を誹謗中傷する目的 で投稿しない、3)無意味な投稿や発語(つまりイントラネットワーク上での「私語」——発語者が特定されます)はしない、等の約束を行った上で、電脳仮想 空間における「対話」実践という一種の実証実験をおこなって、自分たちがそれまで考えてきた「常識」や仮説を再検討する。そして、自分の意見と他者の意見 の類似点と相違点を発見するなどの、自己検証を行うこと目標とする。
なおメディア・リテラシーの定義は、以下の菅谷(2000:v)に従う:「メディア・リテラシーは、……メディアが形作る『現実』を批判的 (クリティカル)に読みとるとともに、メディアを使って表現していく能力のことである」。菅谷によると、メディア・リテラシーは北米の教育現場で使われ、 英国では、それに同等するものは、メディア教育と言われるらしい。実際にウィキペディアにもそう書いてある:"Media literacy encompasses the practices that allow people to access, critically evaluate, and create media.
■到達目標
1.メディア[媒体]とは何であるかについて、この授業を第三者(例えば、受講していない友人や家族の人達)にきちんと説明することができ る。
2.コミュニケーションという言葉は抽象的な用語であるが、人間がおこなうコミュニケーションにはどのようなものが、あるのか最低5つのコ ミュニケーションの様式について具体的に列挙し、概略を示すことができる。
3.電子メールやSNSにおけるコミュニケーションの表現形態の間(例:LINEにおける「ことば」と「スタンプ」と「アスキー絵文字」) の類似点や相違点を、学術用語をつかってきちんと説明できる。
4.サイバースペースにおける倫理道徳問題の例である、SNSにおける炎上、なりすまし、トラウマ、レジリアンスという4つの用語を、きち んと、この授業を受講していない第三者に説明することができる。
5.サイバー監視やアーカイブ統治術(Cyber-Monitoring, Cyber-vigilance, archival
governmentality, cyber-archive governmentality)(→Cyber-vigilance in China)からユーザーや
世界市民をどのように擁護できるのか。自分なりにビジョンを持てるか?
6.この授業の最終目的は、みなさん自身が現代社会における「キラー・アプリケーション(Killer
application)」や「キラー・コンテンツ」になる
ことです。※「キラーアプリケーションとは、あるプラットフォーム(ハードウェアあるいはサービスなど)を普及させる程の魅力を持ったアプリケーションソ
フトウェアのことであ」り、キラー・コンテンツとは、コンピュータ以外の作品などのことである。
■Ver. 2.0で十分に論じられなかったテーマ:クリエイティブ・コモンズの経済構造について
ロー レンス・レッシグ(Lawrence Lessig, 1961- )のコードのテーゼとは以下のようなものである(山形 2002:408)。
1.人間の行動を規制するものは、法だけではない。倫理・道徳、規則(押し付けられる私法を含む)、市場(貨幣経済、信用経 済)、そして、コンピュータのソフトウェア、インターネット・プロトコルなどの通信手段である。
2.コードとは、レッシグによると、コンピュータのソフトウェアがユーザーをコントロールしている規則である。つまり、インター ネット空間も自由ではなく、さまざまな規制の網の目がある(→それゆえそこから自由になるサ イバーパンクという思想が生まれる。またレッシグ自身も参加する「クリエイティブ・ コモンズ(Creative Commons)」も生まれるわけだ)。
3.つまり、サイバースペース上では、「ネット上の自由」をめぐって、コードによる規制や囲い込みを促進させ管理や利潤をあげよ うという勢力と、なるべくコードによる規制や囲い込みを最小限にしつつ(コードそのものが「ネット上の自由」を保証するために規制 や囲い込みがゼロになることはありえない)、クリエイティブ・コモンズ派や、クリエイティブ・アナキスト派が登場することを許すようになる。
4.法律は、運用コントロールが完全にならないような措置が意図的あるいは恣意的におこなわれる。フェアユースでコモンズの悲劇 が生まれないような市民のコード(例:お花見の場所の占有は早いものがちで、お花見が終わると撤収するという不文律がある。また、それを破ると社会的に非 難なれるし、また子供たちにはそのように訓育される)があったり、警察の恣意的な見逃し(例:制限時速の10キロオーバーで市民は走行するが、パトカーが くると、みんな制限速度を守りだす)がある。私的な複製は著作権の侵害にならないのも、見逃しや権力による寛容の一種だとみなされている。
5.もし法律に、そのような自由を保証する隙間があるのなら、コンピュータのソフトウェアがユーザーをコ ントロールしている規則、つまり、コードにもそのような「規制」が必要になる。
・文献:山形浩生「訳者あとがき」Pp.407-420.ローレンス・レッシグ『コモンズ』山形浩生訳,[東京] : 翔泳社 , 2002
コ ピー・ライトからパブリック・ドメインのグラデーション(Creative Commons)[→「ローレンス・レッシグ『CODE』と『コモンズ』につい て考える」]
「メディア授業の導入で大学はどのように変わるか?」「教育と研究の融合化 について」(理論的根拠→「大学
教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準「情報学分野」(pdf)」)
■授業計画15回——過去の古いプログラムです(ver. 1.0)——ただしそれなりに味がある
■授業計画の説明:
授業は、講義ならびに視聴覚教材をつかい、受講生による質問、コメント、対話より立体的に構成する。ケースマを実験的に使い、仮想的なコ ミュニケーションの可能性を模索し、かつ、そのなかで生じる倫理的側面についても考える。
■授業時間外の学習方法
一般のSNSなどの機能を使ってチャットをする際の基本的なルールを想定しながら、かつ倫理的に問題のない使い方を学ぶ。ただ漫然と授業に 参加するのではなく、なにが倫理的道徳的に問題なのか? 教師が伝えたかったことはなにかということに留意しながら、関連する情報メディアの情報に眼や耳 を傾けてほしい。事前学習や情報収集が望ましい。
■受講に関するアドバイス
入門の授業であるが、授業が始まるまえの学期において、情報論、メディア論、情報倫理、マスメディアと政治などに関する授業を受講したり、 それらのテーマのさまざまな一般教養書やウェブ記事を読んで、「情報メディア問題」に関する見聞を広めてきてほしい。
■成績評価の方法・基準
期間内試験100% メディア、情報、コミュニケーション、声の文化、文字の文化、ICTの文化、マーシャル・マクルーハンのさまざまな主 張、そして、サイバースペース倫理にまつわる項目(SNSにおける炎上、なりすまし、トラウマ、レジリアンスなど)とは何かについて、実例を使いつつわか りやすく説明することができる。
■注意事項
遅刻、私語、居眠は御遠慮ください。ただし、授業中のケースマによる授業に貢献するフィードバックなどでのスマホやパソコンの利用は例外と します。
■教科書
教科書なし
映像資料
How to send an 'E mail' - Database - 1984 by YouTube
■参考文献 書名/著者名/出版社/備考(情報)
■参考文献コメント
■クレジット:國學院大學経済学部「情報メディア問題入門」サマーセッション(集中)2017年8月7日(月)・8日(火)・9日(水)・10
日(木)[冒頭の時間割を参照してください]
学外リンク
リンク
リンク
文献
上記「参考文献」を参考にしてください
その他の情報
Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 2017-2099
Do not paste, but [Re]Think our message for all undergraduate students!!!
**
量子コンピューター・量子コンピューティング(Quantum computing)
量子コンピューター(from Wiki) |
Quantum computing from Wiki |
「量子コンピュータ (りょうしコンピュータ、英語:quantum
computer)
は、量子力学的な重ね合わせを用いて並列性を実現するとされるコンピュータ。従来のコンピュータの論理ゲートに代えて、「量子ゲート」を用いて量子計算を
行う原理のものについて研究がさかんであるが、他の方式についても研究・開発は行われている。/
いわゆる電子式など従来の一般的な[1]コンピュータ(以下「古典コンピュータ」)の素子は、情報について、「0か1」などなんらかの2値をあらわすいず
れかの状態しか持ち得ない「ビット」で扱う。量子コンピュータは「量子ビット」
(qubit; quantum bit、キュービット) により、重ね合わせ状態によって情報を扱う。/ n量子ビットがあれば、 {2のn乗}の状態を同時に計算できる。しかし、このような計算を行うだけで
は必要な答えは得られず、結果を観測する際に、 {2のn乗}の
状態の結果の1つをランダムに知る事しかできない。欲しい答えを高確率で求めるには、量子コンピュータ専用のアルゴリズムが不可欠である。もし、数千
qubitのハードウェアが実現した場合、この量子ビットを複数利用して、量子コンピュータは古典コンピュータでは実現し得ない規模の並列コンピューティ
ングが実現する」 |
"Quantum computing is the use of
quantum-mechanical phenomena
such as superposition and entanglement to perform computation. A
quantum computer is used to perform such computation, which can be
implemented theoretically or physically.[1]:1-5/ The field of
quantum computing is actually a sub-field of quantum
information science, which includes quantum cryptography and
quantum communication. Quantum Computing was started in the early 1980s
when Richard
Feynman and Yuri Manin expressed the idea
that a quantum computer had the potential to simulate things that a classical computer could
not.[2][3] In 1994, Peter Shor published an
algorithm that is able to efficiently solve some problems that are used
in asymmetric cryptography that are considered hard for classical
computers.[4]/ There are currently two main approaches to physically
implementing a quantum computer: analog and digital. Analog approaches are further
divided into quantum simulation, quantum annealing, and adiabatic
quantum computation. Digital quantum
computers use quantum logic gates to do computation. Both
approaches use quantum bits or qubits.[1]:2-13/ Qubits are fundamental to quantum computing
and are somewhat analogous to bits in a classical computer. Qubits can
be in a 1 or 0 quantum state. But they can also be in a
superposition of the 1 and 0 states. However, when qubits are measured
the result is always either a 0 or a 1; the probabilities of the two
outcomes depends on the quantum state they were in./ Today's physical
quantum computers are very noisy and quantum error correction is a
burgeoning field of research. Unfortunately existing hardware is so
noisy that fault-tolerant quantum computing [is] still a rather distant
dream.[5] As of April 2019, no large scalable quantum hardware has been
demonstrated, nor have commercially useful algorithms been published
for today's small, noisy quantum computers.[1] There is an increasing
amount of investment in quantum computing by governments, established
companies, and start-ups.[6] Both applications of near-term
intermediate-scale device[5] and the demonstration of quantum
supremacy[7] are actively pursued in academic and industrial research."
|
1. The National Academies of
Sciences, Engineering, and Medicine (2019). Grumbling, Emily; Horowitz,
Mark (eds.). Quantum Computing : Progress and Prospects (2018).
Washington, DC: National Academies Press. p. 1-5. doi:10.17226/25196 |
|
http://bit.ly/2YmCMqS | https://en.wikipedia.org/wiki/Quantum_computing |